機内持ち込み用スーツケースのおすすめ11選！フロントオープン型も

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HEIM編集部 旅行用品 チーム担当

「HEIM（ハイム）」は、暮らしをちょっと便利に、快適にするモノとの出会いを提供するサービスです。旅行用品チームでは、編集部独自のリサーチに基づき、さまざまなモノの選び方やおすすめアイテムを紹介しています。

機内持ち込みの規定サイズとは？

JAL・ANA：国内線と国際線で異なる

JALとANAの機内持ち込みの規定サイズは、100席以上の国内線が「3辺の合計が115cm以内（55×40×25cm以内）」、100席未満の国内線が「3辺の合計が100cm以内（45×35×20cm以内）」であり、重量はどちらも10kg以内です。一方、国際線の場合は「3辺の合計が115cm以内（55×40×25cm以内）・重量10kg以内」であり、100席以上の国内線と同じサイズになります。

LCC：会社ごとに規定サイズや重量制限が異なる

LCCは、会社ごとに規定サイズや重量制限が異なり、ANAやJALに比べてより厳しいルールを設定しているのが特徴です。Peach（ピーチ）航空は「3辺の合計が115cm以内（50×40×25cm以内）・重量7kg以内」、Jetstar（ジェットスター）航空は「高さ56cm×幅36cm×奥行23cm・重量7kg以内」、SPRINGJAPAN（スプリングジャパン）航空は「3辺の合計が115cm以内（幅56cm×高さ36cm×奥行23cm以内）・重量7kg以内」になります。

機内持ち込み用スーツケースを使うメリット

機内持ち込み用スーツケースを使用するメリットは、荷物を預けることなく飛行機を乗り降りできることです。手荷物カウンターに並んで手続きをする手間や時間を省略できるほか、到着後もターンテーブルから荷物を受け取る必要がないので、スムーズに空港を出発できます。また、自分でスーツケースを管理できるため、搭乗中の荷物の破損や紛失のリスクも軽減することが可能です。

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機内持ち込み用スーツケースの種類

ハード・フレームタイプは外部からの衝撃に強い

ハード・フレームタイプのスーツケースは、アルミやポリカーボネートなど硬い素材の本体を金属製のフレームで囲んだタイプです。外部からの衝撃に強く、荷物を傷や破損からしっかり守ります。また、フレーム部分の密閉性が高いため雨などが侵入しにくいほか、本体も頑丈で刃物などで切り裂かれにくいため、防犯性にすぐれている点も魅力です。ただし、フレームに金属を使用しているため重量があるうえ、全開しないと荷物が取り出せないのが難点です。

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ハード・ファスナータイプは軽量で耐久性が高い

ハード・ファスナータイプは、硬い素材の本体をファスナーで取り囲んだタイプです。ファスナーを使用しているため軽量で、本体部分も衝撃に強く耐久性にも優れています。また、ファスナーを少し開くだけで荷物を取り出せるところも魅力です。ただし、ファスナー部分から水分が侵入しやすいほか、刃物で切り裂かれるおそれがあるなどハード・フレームタイプに比べて密閉性や防犯性が劣ります。

ソフトタイプは軽量で扱いやすい

ソフトタイプのスーツケースは、ナイロンやポリエステルなどの布製のボディにファスナーを装備したタイプです。軽量で扱いやすく、柔軟性や拡張性に優れているため荷物を入れやすいのが特徴です。また、外側にポケットが付いている商品が多く、書類やタブレットなどを出し入れしやすくなっています。ただし、布製の素材のため水や汚れや衝撃に弱いほか、鋭利な刃物などで切り裂かれるおそれもあるなど防犯性の低さがデメリットです。

機内持ち込み用スーツケースの選び方

容量で選ぶ

機内持ち込み用スーツケースの容量は、持ち込みできる最大サイズを目安にしましょう。国際線や100席以上の国内線など、最大サイズが「3辺の合計が115cm以内」の場合は、30リットル前後のサイズが適しています。また、100席未満の国内線など、最大サイズが「3辺の合計が100cm以内」の場合は、20L前後のサイズがおすすめです。なお、おみやげなど帰りの荷物が増えることも考慮して、目安よりも少しゆとりのあるものを選ぶとより使いやすくなります。

本体重量で選ぶ

機内持ち込み用のスーツケースの重量は、JALやANAは10kg以内、LCCの多くは7kg以内に規定されています。ただし、重量の規定はスーツケースと内部の荷物も含めた重さであるため、あまり重いスーツケースを選ぶと必要な荷物が入らなくなってしまいます。そのため、2kg程度の軽量なスーツケースを選ぶと荷物も入れやすく、持ち運びもしやすいのでおすすめです。

収納性で選ぶ

フロントオープン付きは必要なものをすぐに取り出せる

フロントオープン付きのスーツケースは、フロント部分に大きく開くポケットが付いたタイプです。ポケットを開くだけで、必要なものをすぐに取り出せるのが特徴です。また、スーツケースを立てた状態で使用できるので、狭い場所でもスムーズに荷物の出し入れができます。スマホや財布、チケット、書類、本、筆記用具、タブレット、ノートパソコン、化粧ポーチ、上着、タオルなど使用頻度の高いアイテムの収納に役立ちます。

メッシュポケット付きはどこに何を入れたのか把握しやすい

内部にメッシュポケットが複数付いたスーツケースは、中身を一目で確認できるため、どこに何を入れたのか把握しやすいのが特徴です。特に薬やスマホの充電器、ハンカチ、靴下などの迷子になりやすい小物類を入れるのに適しています。また、メッシュ地は通気性も良いため内部が蒸れにくいのもメリットです。

深底タイプは効率的に荷物を詰められる

深底タイプのスーツケースは、通常のスーツケースに比べて深さがあるため、スペースを無駄なく利用しながら、効率的に荷物を詰められます。また、靴やネックピローなど、高さや厚みがあってかさばりやすい荷物を入れやすい点も魅力です。荷物が多めな方におすすめのタイプです。

キャスターの操作性で選ぶ

スーツケースのキャスターには「2輪タイプ」と「4輪タイプ」があります。ボディを斜めに倒して移動する2輪タイプは、キャスターが本体に固定されているため揺れや振動に強く、凹凸のある道でも安定して走行できます。一方、立てたまま移動する4輪タイプは、独立した車輪が360°回転するため小回りが利きやすく、混雑した道でもスムーズに走行可能です。2輪タイプに比べて静音性が低いというデメリットがありますが、音が出にくい商品を選べば快適に使用できます。

耐久性のある素材をチェック

機内持ち込み用スーツケースを選ぶ際は、耐久性もチェックしましょう。本体の外側に硬い素材を使用したハードタイプは、耐久性や耐衝撃性に優れており、内部の荷物が破損するリスクを軽減できます。特に金属製のアルミ素材の商品は強度が高くおすすめです。ただし、アルミ製は重量があり扱いにくい場合があるため、旅行や出張で頻繁に飛行機を利用する方は、軽量で耐久性の高いポリカーボネート製の商品が適しています。

TSAロックがおすすめ

TSAロックは、アメリカ合衆国のTSA（アメリカ運輸保安庁）から認可されたロックシステムです。アメリカ領土内の空港では、ロックした状態でスーツケースを預けると、TSAによる荷物検査の際に鍵を破壊されるれがあります。「TSAロック付き」のスーツケースであれば、TSAの特殊ツールでしか開錠できないため、ロックしたまま検査を受けられます。TSAロックが標準搭載されている商品も増えているので、アメリカに旅行に行く際はチェックしましょう。

ロック機能をチェック

シリンダーロックは防犯性にも優れている

シリンダーロックは、鍵を差し込んで開閉するロック機能です。多くのスーツケースに採用されている一般的なタイプで、鍵がなければ開錠できないため防犯性にも優れています。また、シンプルな構造で扱いやすく、家族で共有しやすい点も魅力です。ただし、鍵をなくすと使用できないため注意しましょう。

ダイヤルロックは紛失する心配がない

ダイヤルロックは、3～4桁の暗唱番号を設定して施錠するロック機能です。鍵を使用しないため紛失する心配がないのがメリットです。ただし、暗唱番号を忘れてしまうと開錠できないほか、他人に番号を見られてしまうと簡単に開けられてしまうリスクがあるので気を付けましょう。

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拡張性もチェック

拡張機能付きのスーツケースは、本体のマチ幅を広げることで容量を拡張できる機能です。おみやげなどを購入して帰りの荷物が増えてしまったときに役立ちます。ただし、マチ幅を広げることで、各航空会社の規定サイズをオーバーしてしまう可能性もあるため、機内に持ち込めるサイズ内に収めるように気を付けましょう。

スーツケースのメーカー別の特徴

リモワ：軽量で耐久性に優れている

リモワは、機内持ち込み用スーツケースとして「Cabin（キャビン）」シリーズを展開しています。Cabinシリーズの商品は、素材にポリカーボネートやアルミニウムを採用することで、軽量で耐久性に優れているのが特徴です。また、シンプルかつスタイリッシュなデザインの商品が多く、旅行からビジネスまで幅広く対応できるのが魅力です。価格帯は7～17万円台と高価ながら、価格に見あう高い品質を味わえます。

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エース：豊富なラインナップ

エースの機内持ち込み用スーツケースは、豊富なラインナップが特徴です。耐久性にすぐれた「出張におすすめ」シリーズをはじめ、華やかなデザインの「女性用におすすめ」シリーズ、コンパクトな「コインロッカーサイズ」シリーズの3種類から選べます。価格帯は1～8万円台と比較的リーズナブルで購入しやすいのが魅力です。

機内持ち込み用スーツケースのおすすめ商品比較一覧表

商品		販売サイト	おすすめポイント	容量	TSAロック	本体サイズ	本体重量
	リモワ ORIGINAL Cabin S	楽天市場 Amazon Yahoo!	小回りがきく機内持ち込み対応モデル	31L	○	幅40×奥行20×高さ55cm	4.2kg
	エース エース スーツケース クレスタ 34L オレンジ	楽天市場 Amazon17,600円 Yahoo!17,357円	ファスナーを使い分けて容量を増やせるエキスパンド機能付き	34L	○	幅34×奥行25×高さ48cm	3.2kg
	エバウィン 軽量スーツケース Be Light 30L パールダークブルー	楽天市場 Amazon7,699円 Yahoo!18,210円	「軽量」「静音」「大容量」を兼ね備えた商品	30L	○	幅35×奥行25×高さ55cm	2.8kg
	ティーアンドエス レジェンドウォーカー スーツケース 32L	楽天市場 Amazon12,936円 Yahoo!	アメリカでも安心なTSAロック付き	32L（拡張時39L）	○	幅36×奥行24/29×高さ55cm	3.1kg
	協和 スーツケース モーメント 35L ブラックカーボン	楽天市場12,800円 Amazon15,800円 Yahoo!15,642円	荷物を取り出しやすいポケット付き	35L	○	幅36.5×奥行24.5/29.5×高さ54cm	3.4kg
	エンドレストリップ スーツケース 40L BLACK	楽天市場12,980円 Amazon12,980円 Yahoo!	10個のポケット付きで収納力が高い	40L	○	幅40×奥行25×高さ50cm	3.8kg
	アメリカンツーリスター スーツケース サウンドボックス 35L	楽天市場 Amazon28,314円 Yahoo!	ダブルキャスターで凹凸のある道も移動しやすい	35L	○	幅40×奥行20×高さ55cm	2.6kg
	リモワ ESSENTIAL SLEEVE Compact	楽天市場 Amazon Yahoo!	ノートPC専用のポケット付きでビジネスシーンにもおすすめ	31L	○	幅42.5×奥行23×高さ40cm	3.5kg
	良品計画 無印良品 キャリーバーの高さを自由に調節できるハードキャリーケース 20L	楽天市場17,900円 Amazon Yahoo!	小回りの利きやすい4輪キャスタータイプ	20L	○	幅32×奥行20.5×高さ47cm	8kg
	アメリカンツーリスター スーツケース 21469 ブラック/グリーン2	楽天市場 Amazon Yahoo!	軽量で持ち運びしやすいソフトタイプ	38L	○	幅36×奥行24/28×高さ55cm	2kg
	トゥミ スーツケース Alpha 3 35L Black	楽天市場148,500円 Amazon148,500円 Yahoo!148,500円	ビジネスシーンにおすすめ！機能性に優れたスーツケース	35L	○	幅40.5×奥行21.5×高さ40.5cm	4.5kg

• 掲載している参考価格・スペック等の情報について、万全の保証はいたしかねます。詳細な商品情報については、購入前に各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
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