目次
お気に入りのサックスで曲を吹きたい
音楽好きの方なら、自分で楽器を演奏してみたいと思うのではないでしょうか。また、部活動やサークル活動でサックスの担当になり、z自分のサックスで練習をしたいという方もいると思います。ただ、実際に調べてみると、サックスには多くの種類があり、何を選んで良いのか分からない方も多いでしょう。サックスの種類や選び方をチェックして、最適な1台を見つけてください。
サックスの構造

出典:Amazon.co.jp
サックスは息を吹き込むネックと管、音を出すベルから成っており、音を変えるために操作する部分を「キィ」と呼びます。サックスのキィにはタンポという蓋になるパーツがついており、タンポがトーンホール(音孔)を塞ぐことで、本体の管の長さが変わり、音が変化するという仕組みです。
サックスの種類
サックスは、音階によって9種類に分けられ、一般的に使用されるのはテナーサックス、アルトサックス、バリトンサックス、ソプラノサックスの4種類です。中でもアルトサックスはクラシック、ジャズなど様々なシーンで使われ、初心者でも音を出しやすいと言われています。全9種類のサックスを、高音域から低音域の順でご紹介します。
ソプラニッシモ
ソプラニッシモサックスは、ドイツのメーカーでつくられている、30cmサイズの小さなサックスです。ソプラノサックスの1オクターブ上の音域を出すことができますが、演奏するには奏者に高度な技術が必要とされます。演奏される機会が滅多になく、希少なサックスと言えるでしょう。
ソプラニーノ
ソプラノサックスも希少なサックスで、演奏機会の少ない上級者向けの楽器です。音程のコントロールが非常に難しいと言われており、他のサックスを担当しているサックスプレイヤーが、持ち替え用の楽器として使用するようなサックスです。
ソプラノ
ソプラノサックスは一般的によく見かけるタイプのサックスで、音域の高さが特徴です。世界的に有名なサックスプレイヤーのケニー・Gも、ソプラノサックスを愛用しており、ソロパートやトップパートでも使われています。ソプラノサックスには真っ直ぐな「ストレートタイプ」とカーブしている「カーブド」の2種類があり、ストレートタイプは柔らかな音色、カーブドは扱いやすさに特徴があります。
アルト
アルトサックスは、サックスの中で最もメジャーなタイプです。クラシックだけでなく、ジャズやポピュラーミュージックでも活躍します。手に入りやすい価格や扱いやすさ、必要な肺活量など、初心者に最適なタイプで、「初めての1台を持つならアルトサックス」と言われています。楽器店で気軽に購入でき、楽譜も多く扱われているので、趣味で始める方にもおすすめのサックスです。
テナー
ソプラノサックス、アルトサックスに並び、よく演奏されるのがテナーサックスです。アルトサックスよりも音域が低く、重厚感のある甘い音色が特徴的です。ジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズなど、ジャズの名プレイヤーが愛用していることでも知られています。なお、吹奏楽ではトロンボーンと同じ、中音域を担当することが一般的です。
バリトン
ソプラノ、アルト、テナーの次によく演奏されるのが、バリトンサックスです。低音なバリトンサックスは、力強いパワフルな音色で低音域や伴奏を担当することの多いサックスです。吹奏楽ではチューバと同じ低音部のフレーズを担当することの多い楽器です。サックスの中でもよく使われますが、楽器のサイズや重量が大きく、肺活量も必要なため、趣味のサックスとしては、他のサックスを練習した後にチャレンジすることをおすすめします。
バス
テナーよりも1オクターブ低い音域のサックスが、バスサックスです。サイズはバリトンよりも更に大きく、大人が抱きかかえるようにしてようやく持つことができます。吹奏楽やサックスのアンサンブルで、用いられることがあります。
コントラバス
コントラバスサックスは、2m近くのサイズを持つ大きなサックスです。サイズの大きさから、演奏のときには脚立が必要とされるほどです。オーケストラの1部の曲でしか使われず、日本にも3点しかない希少性の高い楽器です。
サブコントラバス
ドイツで実験的に製作された、世界で数本しかないサックスです。 2.5mから3m近い非常に大きなサイズです。
サックスの選び方
音域・音色をチェック
一般的に使用される4種類のサックスは、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの順で音域は低くなっていき、他の5種類のサックスは、音域の高低が極端です。サックスの音域を選ぶときは、初心者でも音の出しやすい音域や、ジャズに適した音域など、9種類の中から自分に合った種類を選びましょう。自分の演奏してみたい音色がどのサックスなのかは、動画などを確認すると良いでしょう。なお、楽器店などで販売されている楽譜や教本は、アルトサックス向けのものが大半です。ポピュラーミュージックやジャズなど、多くの曲を演奏してみたい場合は、アルトサックスが最適です。
材質・塗装方法で選ぶ

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サックスは一般的には真鍮で作られていますが、洋白といった合金や銀が使われていることもあります。また、塗装はラッカーが一般的ですが、銀や金ニッケルなどでメッキされているものも多くあります。素材やメッキ、ラッカーの種類によって、振動が変化することで、音色にバリエーションが生まれます。材質や塗装によって、どのような音が出るかを聴き比べてから、購入すると良いでしょう。
使う場面で選ぶ
使うシーンに合った価格帯のサックスを選びましょう。
部活で使うなら耐久性の高いものを
活動で使う場合、3年間ほぼ毎日数時間の部活で、サックスを使用することになります。演奏会の場合は楽器を持ち運んだり、運搬したりすることもあるため、相応の耐久度が必要になります。実力の高い吹奏楽の部活動では、サックスの音色のクオリティも求められるため、数万円程度の入門機よりも、中級クラスの20~50万円の価格帯のサックスがおすすめです。なお、学校によって基準がある場合や、選び方が分からない場合は、顧問や上級生に尋ねてみましょう。
趣味で使うならアフターサポートをチェック
今までサックスを扱った経験がなく、趣味でサックスを始めようとしている場合は、10万円から販売されているアイテムがおすすめです。3万円前後で販売されている格安サックスは、手頃で手に取りやすい点がメリットですが、アフターサポートがなかったり、壊れやすかったりするため注意が必要です。格安アイテムを購入する場合は、フォロー面もチェックして購入しましょう。
必要なアイテムは付属しているか

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サックスを吹くための、付属アイテムがあらかじめついているか、後から揃える必要があるのかをチェックして購入しましょう。付属品にはサックスに息を吹き込むための「マウスピース」や、音を鳴らすための「リード」、マウスピースとリードを固定する「リガチャ―」、サックスを首から下げるための「ストラップ」、手入れをするための「スワプ」、「グリス」、「クリーニングペーパー」などがあります。
ソプラノサックスのおすすめ2選
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Jマイケルのソプラノサックスです。金色に輝くラッカータイプとなります。楽器が届いてからすぐに演奏ができるように、検品、調整、セッティングを経て出荷しています。また発売元のマックコーポレーション株式会社では、購入後も末長く演奏を楽しんでもらうため、アフターサービスも充実させている点も安心です。新しい趣味を始めたい方におすすめです。
Jマイケルのソプラノサックスです。金色に輝くラッカータイプとなります。楽器が届いてからすぐに演奏ができるように、検品、調整、セッティングを経て出荷しています。また発売元のマックコーポレーション株式会社では、購入後も末長く演奏を楽しんでもらうため、アフターサービスも充実させている点も安心です。新しい趣味を始めたい方におすすめです。
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ammoon(アンムーン)のソプラノサックスです。高品質の彫刻入り真鍮製デザインです。マウスピースやマウスピース・キャップ、ケースなど必要な道具が入った11点セットでの販売なので、届いてすぐに演奏を楽しめます。初心者の方にはもちろん、野外など気軽に持ち出して気の向くままに楽しみたい上級者の方にもおすすめです。
ammoon(アンムーン)のソプラノサックスです。高品質の彫刻入り真鍮製デザインです。マウスピースやマウスピース・キャップ、ケースなど必要な道具が入った11点セットでの販売なので、届いてすぐに演奏を楽しめます。初心者の方にはもちろん、野外など気軽に持ち出して気の向くままに楽しみたい上級者の方にもおすすめです。
アルトサックスのおすすめ4選
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ヤマハのアルトサックスです。モデル名はYAS-280です。ヤマハが調整した安定した音程と操作性で、はじめてアルトサックスに挑戦する方をしっかりとサポートします。本体の他にハードケース、クリーニングクロス、コルクグリス、リード1枚などが付属しているので、届いてからすぐに演奏を楽しめます。はじめての1台でもしっかりと調整された楽器をお探しの方におすすめです。
ヤマハのアルトサックスです。モデル名はYAS-280です。ヤマハが調整した安定した音程と操作性で、はじめてアルトサックスに挑戦する方をしっかりとサポートします。本体の他にハードケース、クリーニングクロス、コルクグリス、リード1枚などが付属しているので、届いてからすぐに演奏を楽しめます。はじめての1台でもしっかりと調整された楽器をお探しの方におすすめです。
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Mac Corporationのアルトサックスです。コストパフォーマンスの高い入門モデルで、楽器が届いてからすぐに演奏できるよう、検品、調整、セッティングを経て出荷しています。サックス本体に、セミハードケース、マウスピース、リード2枚、クリーニングクロス、 ストラップ、取扱説明書、運指表、保証書が付属します。ケースは手持ち、肩掛け、リュックの3WAY仕様です。サックス初心者の方におすすめです。
Mac Corporationのアルトサックスです。コストパフォーマンスの高い入門モデルで、楽器が届いてからすぐに演奏できるよう、検品、調整、セッティングを経て出荷しています。サックス本体に、セミハードケース、マウスピース、リード2枚、クリーニングクロス、 ストラップ、取扱説明書、運指表、保証書が付属します。ケースは手持ち、肩掛け、リュックの3WAY仕様です。サックス初心者の方におすすめです。
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ammoonのアルトサックスです。演奏の幅が広く、柔らかい音から力強い音まで出せるアルトサックスは、華やかで鋭い響きと、柔らかく優しい響きをバランスよく兼ね備え、メロディを表現することができます。初心者向けの10点セットで、マウスピースやストラップ、クリーニング用品やケースなど、サックスを始めるのに必要なものが全て揃っています。これからサックスを始めたいという方におすすめです。
ammoonのアルトサックスです。演奏の幅が広く、柔らかい音から力強い音まで出せるアルトサックスは、華やかで鋭い響きと、柔らかく優しい響きをバランスよく兼ね備え、メロディを表現することができます。初心者向けの10点セットで、マウスピースやストラップ、クリーニング用品やケースなど、サックスを始めるのに必要なものが全て揃っています。これからサックスを始めたいという方におすすめです。
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テナーサックスのおすすめ
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YAMAHAのテナーサックスです。ヤマハのスタンダードモデルを一新させ、ネックレシーバーの形状を改良して耐久性と音色を向上、初心者にはやや難しい低音も出し易いように改良したリニューアルモデルです。美しい手彫り彫刻も施され、見た目の高級感も楽しめます。高品質な入門者向けサックスを探している方におすすめのモデルです。
YAMAHAのテナーサックスです。ヤマハのスタンダードモデルを一新させ、ネックレシーバーの形状を改良して耐久性と音色を向上、初心者にはやや難しい低音も出し易いように改良したリニューアルモデルです。美しい手彫り彫刻も施され、見た目の高級感も楽しめます。高品質な入門者向けサックスを探している方におすすめのモデルです。
バリトンサックスのおすすめ
サックス以外にも楽器を始めたい
サックス以外にもピアノや打楽器を始めたいときには、集合住宅でも楽器の練習をしたいという方には電子ピアノが、気軽に打楽器を始めたいという方には、南米の民族楽器であるカホンがおすすめです。次の記事では、電子ピアノとカホンについて詳しく説明しています。