カヤックのおすすめ10選！折りたたみ式やフィッシング向けも

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HEIM編集部 スポーツ チーム担当

「HEIM（ハイム）」は、暮らしをちょっと便利に、快適にするモノとの出会いを提供するサービスです。スポーツチームでは、編集部独自のリサーチに基づき、さまざまなモノの選び方やおすすめアイテムを紹介しています。

カヤックとは

カヤックとは、パドルを漕ぎながら水面を進むカヌーの一種です。カヌーのパドルはブレードが片方だけですが、カヤックは両方にブレードがついた「ダブルブレードパドル」を採用しているのが特徴です。船体が細長い形状で、万が一ひっくり返ってもロールテクニックを使って起き上がれるため、川下りなど移動を中心に楽しむアクティビティやフィッシングに向いています。一般的なボートよりも水面との距離が近く、海洋生物と触れ合いも楽しめます。

カヤックの種類

コンパクトに収納できる「インフレータブルカヤック」

インフレータブルカヤックは、空気を入れて使うタイプです。使用前に空気を入れ、使い終えたら空気を抜く必要がありますが、空気を抜けばコンパクトに収納でき、保管場所に困らず携帯しやすいメリットがあります。船体に空気が入っていることによって浮かびやすく、安定感があるため初心者にも扱いやすいタイプです。

安定感のある「シットオントップカヤック」

シットオントップカヤックは、デッキの上に座って漕ぐタイプです。船体が密閉構造になっており、浮力を確保しながら安定した進行ができ、転覆しにくいのがメリットです。他のタイプよりも幅が広めなので、静止時の安定感もあります。体の向きが自在に変えられるので、フィッシングにも適しています。本体が大きく重量も重いため、商品によっては車載非対応のものがあります。

軽量で持ち運びやすい「フォールディングカヤック」

フォールディングカヤックは、組み立てて使う折りたたみ式のカヤックです。フレームに軽量なアルミやFPR素材が使われている商品が多く、持ち運びに便利なのがメリットです。コンパクトに折りたたみ、省スペースで保管できるため、自宅での置き場所に困らないのも魅力です。他のタイプより強度が弱いので、波が穏やかな海や湖、流れがゆるやかな川などでの使用に向いています。

釣りを楽しめる「フィッシングカヤック」

フィッシングカヤックは、釣りを快適に楽しむための機能が充実したカヤックです。釣り竿用のロッドホルダー、フィッシングパーツを取り付けるためのレール、クーラーボックス用のトランクスペース、釣りの間パドルを本体に取り付けるためのホルダーなどが搭載されています。エンジンやモーターがないため、静かにポイントまで近づくことができ、魚に気づかれにくいのもメリットです。

カヤックの選び方

フィールドにあった特性を選ぶ

渓流下り｜転覆しにくいものがおすすめ

渓流下り用のカヤックは、全長が約2～3mと短めで、流れの速い川でも転覆しにくい「リバーカヤック」がおすすめです。耐久性が高く、岩や波消しブロックなどの障害物にぶつかった衝撃で壊れにくいのも特徴です。乗りこなすためにはある程度の練習が必要なので初心者には不向きですが、回転性や操舵性が高く、激流の中でも自在に動き回れます。

湖・海｜安定感のあるものがおすすめ

湖用のカヤックは、船体が長く、直進時の安定性に優れたモデルが向いています。横幅が広めで初心者でもまっすぐに進みやすい「レクリエーションカヤック」などがあります。海用には、船体が細く直進性に優れた「シーカヤック」がおすすめです。風や波の影響を受けにくく、スピードが出やすい、万が一転覆しても沈みにくいのがメリットです。船体の横幅が細すぎると安定性が劣るため、初心者の方は横幅が細すぎないモデルを選びましょう。

釣り｜小回りが利きやすいものがおすすめ

釣り用のカヤックは、安定感があって小回りがききやすいモデルが適しています。また、遠く離れたポイントでのフィッシングには、船体が長く、直進性に優れたモデルが向いています。船体の長さがある分、荷物の積載スペースも広く、大型のクーラーボックスも積み込めます。近場での小規模フィッシングに持ち運びたい方には、車載しやすい全長3m以下のモデルがおすすめです。

素材で選ぶ

ゴム素材｜衝撃に強い

ゴム素材のカヤックは、浮力が大きいため転覆しにくいのが特徴です。膨らませて使うインフレータブルカヤックに主に使われています。衝撃に強く、岩や障害物にぶつかっても転覆しにくい不沈構造が採用されているため、渓流下りや波の激しい海での使用にも対応できます。安定感が高いので、ファミリーで水上アクティビティを楽しみたい場合にもおすすめです。

FRP素材｜耐久性に優れた

FRP素材のカヤックは、紫外線による劣化が生じにくいのが特徴です。プラスチックに繊維を混合することで、軽さと耐久性を強化しています。軽量でスピードがでやすいため、激流を下るシーカヤックや、遠方でのカヤックフィッシングなどに向いています。他の素材よりも衝撃には弱いものの、万が一破損してもガラスクロスを使った修理が可能です。

ポリエチレン素材｜手軽に使える

ポリエチレン素材のカヤックは、他の素材よりも安価に手に入るのがメリットです。重量があるため携帯用には不向きですが、衝撃や擦れへの耐性がありこわれにくいため、川下りや海・湖用のエントリーモデルにも多く使われています。

二人乗りタイプなら家族や友達と一緒に楽しめる

二人乗りタイプのカヤックは、家族や友達、子どもと一緒に楽しめるのがメリットです。二人で協力しながら漕ぐため、一人乗りタイプよりも楽に進めるので、初心者の方や体力に自信がない方の入門用にもおすすめです。後方の席で主に進行方向をコントロールするため、後方にパドリングに慣れた方が座ればより進行がスムーズです。

移動時の持ち運びやすさで選ぶ

カヤックは、車載や移動時の持ち運びやすさをチェックしましょう。一体成型タイプは組立不要で、目的地ですぐに使えるメリットがありますが、車載にはルーフキャリアが必要で、本体のサイズによっては車載が難しい場合もあります。折りたたみ式は、使う前後の組み立てが必要ですが、コンパクトに収納でき、ルーフキャリアのない車での持ち運びや、公共の交通機関を使った移動も可能です。

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両手を空けて使える「足漕ぎカヤック」もチェック

足漕ぎタイプのカヤックは、足元のペダルを踏みながら進むタイプで、手漕ぎ式よりも移動スピードが速く、長距離移動しやすいのがメリットです。両手が自由になるので、カヤックフィッシングにも向いています。手漕ぎ式より小回りが利きにくいため、大きめの川や広いエリアでの使用におすすめです。

カヤックのメーカー別の特徴

モンベル：使いたいシーンにあわせたモデルが揃っている

モンベル（mont-bell）のカヤックは、初心者向けの軽量タイプ、本格的な渓流下りが楽しめるファミリー向けの大型タイプ、フィッシング（釣り）やツーリングに特化したモデル、携帯しやすい折りたたみ式などラインナップが豊富です。川・湖・海・釣りなどのフィールドや、使う人のレベル、人数にあわせて選べます。店舗での修理対応もしており、メンテナンスしながら長く使いやすいのも魅力です。購入前に商品が実際に試せる、試乗会も実施しています。

キャプテンスタッグ：エントリーモデルが充実している

キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG）のカヤックは、初心者や気軽に楽しみたい方向けの「インフレータブルカヤック」の種類が充実しています。収納用のキャリーバッグもついており、車載や公共の交通機関を使った移動がしやすいのも特徴です。船底にランディングスティックをつけることで、進行の安定性を確保しており初心者でもまっすぐに進みやすくなっています。

カヤックのおすすめ商品比較一覧表

商品		販売サイト	おすすめポイント	素材	定員人数	重量	サイズ
	インテックス チャレンジャーK2 Muticolor	楽天市場19,600円 Amazon17,000円 Yahoo!18,920円	通常のポンプよりも空気をスピーディーに入れられる	PVC	2名	メーカー記載なし	幅76×奥351行×高さ38cm
	モンベル ボイジャー 415	楽天市場 Amazon Yahoo!	船体がまっすぐに組み立てられるキールレールを採用	ポリエステル, ターポリン	1名	19kg	幅68×奥行415cm
	モンベル ニルヴァーナ	楽天市場 Amazon Yahoo!	軽量で耐久性の高さが魅力	側壁部:210デニールナイロン 底部：840デニールナイロン	1人	4.2kg	全長：229cm　最大幅：94cm【収納サイズ】縦36×直径25cm
	バイキングカヤックジャパン 足漕ぎカヤック	楽天市場 Amazon175,000円 Yahoo!	足元のペダルを使って小回りが利く足漕ぎ式	メーカー記載なし	1名	26kg	幅87×奥行338×高さ37cm
	ベストウェイ HydroForce Rapid Elite	楽天市場 Amazon24,990円 Yahoo!	持ち運びや保管に役立つキャリーバッグ付き	ポリ塩化ビニル (PVC)	2人	14kg	3.12 m x 98 cm
	アクアマリーナ スチーム	楽天市場 Amazon76,500円 Yahoo!	安定した乗り心地のドロップステッチ構造	プラスチック	2人	15.5kg	長さ：412cm , 幅：90cm , 高さ：（サイドチューブ）約45cm
	キャプテンスタッグ インフレータブルカヤック	楽天市場83,980円 Amazon81,658円 Yahoo!	収納に便利な専用の保管ケース付き	ポリエステル	1人	11.5kg	(約)全長310×幅83cm、艇高:(約)33cm
	アクアマリーナ CASCADE	楽天市場 Amazon78,500円 Yahoo!	SUPとカヤックどちらも楽しみたい方におすすめ	プラスチック	1～2人	13kg	長さ:340cm、幅:89cm、厚み:20cm
	モンベル マコ12 インパルスドライブ -	楽天市場 Amazon Yahoo!	カヤックフィッシングにおすすめ	HDPE（高密度ポリエチレン）	1人	38.3kg	全長：375 cm　最大幅：88 cm
	モンベル クエスト10	楽天市場 Amazon Yahoo!	安定感のある乗り心地	HDPE（高密度ポリエチレン）	1人	15.8kg	全長：298cm　最大幅：69cm　高さ：34cm

• 掲載している参考価格・スペック等の情報について、万全の保証はいたしかねます。詳細な商品情報については、購入前に各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
• 比較表内の空欄部分は調査中です。

カヤックのおすすめ10選

カヤックに関する免許や資格

カヤックは、エンジンが搭載されていないため、特別な資格や船舶免許は不要です。海や川、湖など基本的にどこでも使えますが、周辺が私有地の自然湖やダム湖では、事前の使用許可が必要な場合があるため、使用する場所の情報をしっかりと確認しましょう。また、カヤックフィッシングは、特殊な漁具などを使わない一般的な釣りなら漁業権なしで楽しめますが、危険海域や、大きな船の航路、定置網や養殖施設の周辺を避けるなど、安全な場所を選びましょう。

カヤックに乗るときの服装

カヤックに乗るときは、ライフジャケットやライフベストを必ず身に着け、防水シューズを履くなど、落水時の安全対策に十分気を配りましょう。夏は、強い紫外線から肌や目を守るため、日焼け止めを塗る、偏光サングラスや帽子、ラッシュガードを身に着け、寒い冬は、風を通さないウィンドブレーカーや、保温性を高めるインナー、手袋などの防寒具を着用するのがおすすめです。

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