ローファーとは

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ローファーは、靴紐が付いていないスリッポン型の革靴で着脱しやすいことから、もともとヨーロッパでは室内用の靴として履かれていました。カジュアルな服装に合わせやすく、ストリートスタイルやアメリカントラッドなコーディネートなど幅広く楽しめます。ヒールが低いので足が疲れにくく、男女問わず人気があるシューズです。
ローファーの選び方
種類で選ぶ
1年中履けるコインローファー

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ローファーの中で最も一般的なタイプが、コインローファーです。アメリカの学生が甲部分の切り込みにペニーコインを入れていたことから「ペニーローファー」とも呼ばれています。どのような服装、場面にも合わせやすいのでオールシーズン履けるシューズです。少しトラッドに見せたいときや、ビジネスシーンでラフ感を出したいときにおすすめです。
知的なタッセルローファー

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甲部分に房飾りが付いたタッセルローファーは、アメリカでは弁護士の象徴靴として知られています。ドレッシーな雰囲気と気軽さを併せ持っていて、ほかの革靴にはない個性的なデザインが特徴です。コインローファーよりもフォーマルな雰囲気があるので、パーティーなど特別なイベントで履くのも良いでしょう。
スーツに合うヴァンプローファー

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ヴァンプローファーは、甲部分をモカ縫いであしらったシンプルなデザインが特徴です。モカ縫いの曲線が蛇の様であることから、通称「コブラヴァンプ」とも呼ばれており、スタイリッシュなスーツやモード系のファッションなどメンズライクな服装に合わせやすいタイプです。夏は素足で履いてリゾート系のファッションと合わせるのもおしゃれです。
上品なビットローファー

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もともとグッチがデザインした形と言われているビットローファーは、甲部分にホースビットという金属飾りが付いているのが特徴です。きらりと光る金属のアクセントが大人っぽさを出していて、コインローファーよりもエレガントな雰囲気があります。カジュアルな服装とも合わせやすく、バッグやハットなどの小物と色や素材をコーディネートして着こなすと良いでしょう。
シーンに応じて選ぶ

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カジュアルな場面にはコインローファーやビットローファーがよく合います。革靴でありながら気軽に履けるので、お出かけやデートのときなど、いつもよりおしゃれをしたいときに重宝します。ビジネスシーンなどジャケットと合わせたいときは、スーツによく似合うヴァンプーローファーやタッセルローファーを選ぶと良いでしょう。
素材で選ぶ
長く履ける本革素材
本革は履けば履くほど足に馴染み、お手入れをすれば長く履けるのが特徴です。また、高級感があるのでフォーマルな場面にぴったりです。ただ、雨などの水に弱く、長持ちさせるには定期的な手入れが欠かせません。経年変化を楽しみながら、長く使えるローファーが欲しい方におすすめです。
雨に強い合皮素材
合皮は、本革よりも価格が低く、水や汚れに強いことが特徴です。また、合皮は水を弾くことはできますが、本革ほどの耐久性はないので、靴をすぐに買い換える方や、価格が安いローファーが欲しい方におすすめです。
カラーで選ぶ

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ローファーと言えばブラックとブラウンが一般的ですが、素材や加工方法によっては様々なカラーがあります。定番色を始め、レッドやグリーンなどの濃いめの色は靴下の色とコーディネートするのも楽しいです。スーツの色に合わせてスタイリッシュに履きたいときは、ネイビーやグレーなどの清楚な色味を選ぶのも良いでしょう。ホワイトやベージュなど、季節ごとの服装に合わせやすい色を1足持っておくと重宝します。
サイズ選びは慎重に
ローファーは紐でゆるめたり、きつくしたりしてサイズを調整することができません。購入するときは足にぴったりと合ったサイズを選ぶ様にしましょう。足の長さだけでなく、足の幅やかかとのフィット感にも注意して入念に選びましょう。
ローファーのおすすめブランド
リーガル

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リーガルは1902年に日本に生まれた老舗靴メーカーで、高品質なビジネスシューズを購入しやすい価格帯で揃えています。日本国内での生産を積極的に行っており、耐久性や機能性に優れた履きやすいシューズが長い間愛されてきました。ローファーの種類も豊富で好みの色やデザインから選ぶことができます。
ハルタ

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ハルタは1917年に創業した靴メーカーで、学生靴のシェアは日本一を誇っています。ビジネススタイルに合わせた大人向けのローファーも数多く展開しています。薄いブルーやピンクといった女性らしいキャンバス地のローファーもあります。
ジャランスリワヤ

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1919年に軍用のブーツをつくる靴工場としてインドネシアに誕生したジャランスリワヤは、国家の独立後2003年に一般向けの革靴生産を始めました。イギリスやフランスで靴の製造技術や革の素材について学び、独自の製法によってツヤときめの細かさが特徴の高品質シューズを生み出しています。日本人の足に合う木型が揃っていて、手頃な値段なので何足も揃えているというファンも少なくありません。
ローファーの簡単お手入れ方法
STEP1:汚れをとる
シューツリーを入れて形を整え、シワを伸ばします。ブラシで全体を優しくブラッシングして表面の汚れを落とします。ステインリムーバーを布に染み込ませて全体をなでる様に拭き、古いクリームと汚れを取り除きます。
STEP2:保護クリームを塗る
乳化性クリームをブラシの毛先に付けて全体に塗り込みます。履き口には布を使うと塗りやすいです。クリームの量が多すぎるとシミの原因になるので、少量を薄く伸ばす様にムラなく付けて保湿します。クリームを定期的に塗ることで革に潤いを与え、ひび割れを防ぐことができます。スウェードなどの起毛素材にはクリームは使わずに、ブラシとバックスガムで表面の汚れを落とします。
STEP3:栄養クリームを入れる

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乳化性クリームと同じ要領で、油性クリームもしくは油性ワックスを全体に塗り込みます。油脂が革に栄養を与え、ロウでツヤと光沢を出していきます。厚く塗りすぎると通気性が悪くなってしまうので、ごく少量を塗り伸ばすと良いでしょう。油性クリームは毎回塗る必要はありませんが、使うときは必ず乳化性クリームと併用しましょう。
STEP4:ブラッシングする
最後にブラシで全体をブラッシングしていきます。ブラッシングすることでクリームが浸透しやすくなり、光沢が増します。布やナイロンストッキングを使って磨くと一層きれいな光沢ができます。仕上げに防水スプレーをかければ汚れが付きにくくなります。
ローファーのおすすめ11選
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ツヤと光沢のある鏡面加工を施したローファー
リーガルを代表する定番ローファーです。牛革には鏡面加工を施し、上質な艶感と光沢が楽しめます。アウトソールには合成ゴムを使っているため、滑りにくく安定して履きやすい1足です。靴紐やストラップがなく、着脱が手軽にできるため、1日の間に靴を脱ぎ履きする回数が多い方におすすめです。
ツヤと光沢のある鏡面加工を施したローファー
リーガルを代表する定番ローファーです。牛革には鏡面加工を施し、上質な艶感と光沢が楽しめます。アウトソールには合成ゴムを使っているため、滑りにくく安定して履きやすい1足です。靴紐やストラップがなく、着脱が手軽にできるため、1日の間に靴を脱ぎ履きする回数が多い方におすすめです。