硯のおすすめ10選!初心者向けや天然石硯も

硯のおすすめ10選!初心者向けや天然石硯も

硯(すずり)は、墨を擦るための書道用具です。硯の素材となる石の種類によって使いやすさや墨の出方、サイズなどが変わってきます。中国産の端渓硯や日本産の赤間硯など天然石を用いた高級品や、 セラミック製やプラスチック製で持ち運びのしやすいものなど様々なタイプがあります。今回は、硯の種類や大きさの違いと選び方、使い方と手入れの方法、おすすめ商品をご紹介します。

硯の種類

中国産の唐硯

中国の石でつくられた硯のことを唐硯(とうけん)と言います。石は硬くて質が良く、とても高価なものが多いです。特に天然石の紋様が見られるものは値段が高く、観賞用と実用性のあるものに分けられます。紋様は1つ1つ異なるため、種類や形によって墨を磨りやすくしてくれるものと、反対に磨りにくくするものとあります。唐硯の種類によっては石の採掘量が減り入手が難しくなってきているものもあります。

唐硯の中でもポピュラーな端渓硯

唐硯の中でもポピュラーな端渓硯

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唐硯の中でも最もポピュラーなのが、広東省で採れる石でつくられた端渓硯(たんけいけん)です。石の表面の粒子が均一で細かく、墨を磨りやすいのが特徴です。最高峰の硯と呼ばれており高価なものもありますが、中には比較的手頃な価格のものもあるため、広く使われています。

美しく輝く歙州硯

美しく輝く歙州硯

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歙州硯(きゅうじゅうけん)は端渓硯に並ぶ名硯で、江西省が産地です。硬く重厚で青味がかった黒の石で、波のように見える羅紋によって表面がギラギラと輝いて見えます。採石量が少なく残っている歙州硯はわずかとなっているため、入手するのは非常に難しいと言われています。

色が豊富な澄泥硯

澄泥硯(ちょうでいけん)の産地や歴史には様々な説があり、天然石でつくられたものもあれば、泥を固めて焼いた焼き物の様なものも存在します。目が荒い硯で、よく目にする黄色や紅色のほかに緑、白、紫、青、朱色の全7色があります。

風景画の様な松花江緑石硯

水の澄んだきれいな川、吉林省にある松花江の石を使った松花江緑石硯(しょうかこうりょくせきけん)は、もともと砥石として使われていました。美しいエメラルドブルーの緑石に白のしま模様が浮かんでまるで空を眺めている様な気になります。硬い石で密度が高く発墨に優れているため、墨の光沢を存分に楽しめます。

幻と呼ばれる洮河緑石硯

甘粛省の洮河(とうが)が産地の洮河緑石硯(とうがりょくせき)は、洮河の氾濫により採石ができなくなった幻の硯です。磨った墨はなめらかに伸び、水で薄めても発色を保ちます。石質によって級が決められており、最も質の高い特級品は鴨の頭の様な緑色であることから「鴨頭緑」と呼ばれています。ヒスイの様な透明感があり、硬くきめの細かい石で美しい墨が磨れます。現存するものは極めて少ないため、入手するのはほぼ不可能だと言われています。

日本産の和硯

日本の石でつくられた和硯は、唐硯に比べて硬度が低く、色や紋様の種類が限られます。かつては全国でつくられていた硯も、だんだんと需要が減ったことから、現在残っているものはほんの数種類となっています。貴重な工芸品であることから、観光地で土産品としても親しまれています。

上質でなめらかな雄勝硯

上質でなめらかな雄勝硯

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国の伝統工芸品でもある雄勝硯(おがつすずり)は、黒い藍色の硯で端渓硯に似たなめらかな石質が特徴です。室町時代から600年以上の歴史を持っており、職人が1つずつ丁寧に手づくりしています。東日本大震災で産地の石巻市が被災したことから一時期生産が停止していましたが、現在は1人残った職人と、伝統を繋いでいきたいと願う数人のプロジェクトメンバーが製作活動を再開しています。

温かい赤紫色の赤間硯

温かい赤紫色の赤間硯

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墨の発色の良さが特徴の赤間硯(あかますずり)は、赤紫がかった色の赤間石を使った硯で、山口県下関市と宇部市でつくられています。赤間石は硬くて密度が高く、石英や鉄分を多く含んでいるため硯に最適な石です。職人自身が採石から行っており、採石の技術を習得するだけでも10年かかると言われています。国の伝統工芸品に指定されていますが、採石権が地元住人に限られていることなどから後継者不足が深刻化しており、数名の職人によって継承されています。

石質が良い雨畑硯

雨畑硯(あめはたすずり)は山梨県産の硯で、県の郷土工芸品に認定されています。硬度が高く粒子が細かい石なので、墨が磨りやすく発墨に優れています。水持ちが良いので乾燥しにくく長く使える硯です。形や彫刻のデザインに工夫が凝らされており、海外から買い付けに来る方もいるそうです。

金星が特徴の土佐硯

高知県の三原村で生産されている土佐硯は、深い青味がかった黒の石が使われており、金星という紋様が見られるものもあります。石質が良く粒子が細かいので、艶があって発色の良い墨が磨れます。

艶が美しい那智黒硯

那智黒硯は、三重県の熊野市で採れる那智黒石を使ってつくられた硯で、しっとりとした上品な光沢が特徴です。原石の石肌と形を活かしてデザインされたものや、艶を活かして楕円形に磨き上げられたものなどがあります。那智黒石の歴史は平安時代までさかのぼると言われており、硯のほかに囲碁の碁石の材料にもなっていて、三重県と和歌山県で伝統工芸品に指定されています。

硯の選び方

書きたい書体に合わせて大きさを選ぶ

書きたい書体に合わせて大きさを選ぶ

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書道で何を書くかに合わせて硯の大きさを使い分けることができます。筆の大きさや書きたい文字に合わせて、必要な墨の量を考えた上でサイズを選ぶと良いでしょう。漢字を書く場合は墨をたっぷり使うので、たくさん墨が磨れる大きめの硯がおすすめです。かな書道は小筆を使って書くので、小ぶりな硯が適しています。小学校や習字教室で一般的に使われる硯は6吋で約15cmのものです。また、かな書道には3〜5吋、大型のかな書道や半紙サイズの漢字には6〜7吋、書き初めなど大型の漢字には8〜10吋が目安となっています。

石の色や形で選ぶ

硯の色は黒だけではなく、天然石でつくられた硯には様々な色が存在します。夜空の様な青みがかったものや、大理石の様な白に近いもの、艶のある濃い緑や赤茶系など宝石の様に美しい色の硯もたくさんあります。また、国産の硯は長方形または楕円形のものが多いですが、中国製の硯には様々な形のものが見られます。くぼみがない平らな板状のものや、天然石の形を活かしたものなど個性的な形もあります。縁やふたに植物や龍などの装飾が施されたものもあり、製品によっては鑑賞用の骨董品としても楽しまれています。

素材で選ぶ

硯の素材は、天然石でつくられているものや、プラスチック製など種類が豊富にあります。天然石でつくられているタイプは、職人がひとつずつ手作業で彫っているため、重いうえに価格も高価になることが多いです。墨を擦ることに適しているので、固形墨をよく使われる方におすすめです。また、プラスチック製の硯は、学童用の授業にも使われることが多く、軽くて扱いやすいことが特徴です。ただし、墨を擦ることには向いていないので、墨汁を使用します。書道教室に通う子どもや、手軽に書道を楽しみたい初心者の方におすすめです。

硯の使い方

硯の使い方

墨を磨るときは、力を入れすぎない様にして硯を広く使います。「海」と呼ばれる硯のくぼんでいる部分に新鮮な水を少量入れたら、平らな部分の「丘(または陸)」で墨を「の」の字を書く様にゆっくりと磨ります。このとき硯の下に布などを敷くと安定して良いでしょう。好みの濃さになったらまた水を足し、必要な量まで磨っていきます。墨を磨ることは心を落ち着けたり、書くまでの準備をする大切な行程です。焦らずに丁寧に磨ることでなめらかな墨に仕上がります。筆に付いた墨を落とすときは丘ではなく全体を囲っている「縁」を使いましょう。

硯の手入れ方法

STEP1:ぬるま湯で優しく洗う

硯は使い終わったら墨が固まる前に洗いましょう。ぬるま湯とやわらかいスポンジや布を使って、墨が残らない様に丁寧に洗っていきます。洗い終わったら布で水気をとって自然乾燥させます。もし目が詰まってしまった場合は、硯を3時間ほど水に浸けてから洗うと墨が落としやすくなります。

STEP2:砥石で研ぐ

硯は長く使っているうちに墨を磨るための鋒鋩(ほうぼう)がすり減ったり目詰まりがおきてきます。墨が磨りにくくなったときは砥石をかけて手入れをします。きれいに洗った硯に水を張って、力を入れずに優しく砥石をかけます。水が黄土色になってきたら最後は水で丁寧に洗い流します。砥石で研ぐことで墨の磨り心地が良くなります。

硯のおすすめ10選

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