初心者向けトレッキングシューズのおすすめ10選！レディース向けも

トレッキングシューズは、登山靴の一種で山歩きに適した靴です。初心者が安全で快適に登山を楽しむためには、自分に合った機能性の高い一足を選ぶことが大切です。普段使いもできるおしゃれなローカット、汎用性の高いミドルカット、富士山など本格的な登山にも使えるハイカットなど、カットの高さで種類が分かれています。コロンビアやメレル、モンベル、キャラバンなどのアウトドアメーカーから、メンズ・レディースともに多数販売されています。今回は、トレッキングシューズの選び方とおすすめ商品を紹介します。

2024年02月24日更新

企画・制作：

HEIM編集部スポーツチーム担当

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トレッキングシューズとは
トレッキングシューズの選び方
初心者向けトレッキングシューズのおすすめ10選
初心者向けトレッキングシューズのおすすめ商品比較一覧表

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トレッキングシューズとは

出典：Amazon.co.jp

トレッキングシューズは登山靴の一種で、山歩き（トレッキング）や登山中の歩行を快適に行うことを目的に設計された靴です。長時間歩く登山ではソールが柔らかいと足に疲労が蓄積されやすくなるため、スニーカーやハイキングシューズよりもソールが硬い点が特徴です。また、衝撃を吸収できるようソールが厚くなっており、長時間歩く登山でも足が疲れにくくなっています。一般的なスニーカーよりも足首のカバー部分が高く、歩行時の足ずれによる捻挫やけがを防ぐ効果もあります。

トレッキングシューズの選び方

カットの高さで選ぶ

タウンユースにも使えるローカット

出典：Amazon.co.jp

足首を自由に動かすことができ、スニーカー感覚で履けるローカットは、自然歩道など整備された平地を歩くときに適しています。日帰りのハイキングや里山登り、キャンプなどのアウトドア用におすすめです。ミドルカットより軽量なので、タウンユースにも使えます。足首部分が柔らかいため急斜面には不向きです。デザインによっては、砂や石などがミドルタイプよりも靴の内部に入り込みやすいので、注意が必要です。

日帰り登山におすすめのミドルカット

出典：Amazon.co.jp

くるぶしが隠れる程度の長さのミドルカットは、足首をしっかり固定するので、岩場や足場の悪い山道でも安定して歩けます。日帰り～1泊程度の登山や、平地ではない山道などを歩く予定の方におすすめです。ハイキングから登山まで汎用性が高いので、初心者の最初の一足にも良いでしょう。足首が固定されていないと、山道を歩いているときに足が前にずれて、つま先が痛くなってしまいます。山歩き用には、足首がしっかり固定できるデザインを選びましょう。靴自体がローカットタイプより重いので、平坦な道では歩きにくいと感じる方もいますが、歩きやすさを重視した軽量タイプもあります。

標高の高い登山におすすめのハイカット

出典：Amazon.co.jp

シューズのアッパー部分（カフ）がくるぶしをすっぽり覆うハイカットは、ホールド力が非常に高いので、急斜面の登山のときでも足の負担を軽減してくれます。足首の自由度は低いですが、標高の高い山に登る登山上級者の方に多く選ばれるデザインです。足首を保護するパワーが高い分重さがあるため、歩き慣れる必要があります。

機能で選ぶ

防水性で選ぶ

山は天候が変わりやすいので、急な雨にも対応できる防水性の高いシューズを選ぶと安心です。高い防水・透湿・防風性に定評のあるGORE-TEX（ゴアテックス）は、水の侵入を防ぎつつ、内部の水蒸気を外に逃がしてくれます。蒸れによる靴擦れを防ぎつつ快適に履けるためおすすめです。ローカットタイプよりもミドル・ハイカットタイプの方が、より防水性能が高い傾向にあります。ローカットの中には防水加工のないモデルもあるため事前に確認しましょう。

耐久性で選ぶ

歩きやすく、疲れを感じにくい軽量タイプのシューズが多く展開されていますが、中には軽さを重視することにより耐久性が低いシューズもあります。トレッキングシューズには、山道を歩きやすくするだけでなく、足を固定することでケガを防いだり、岩場や傾斜面の歩行時の足の裏の負担を軽減する目的もあります。軽量タイプを選ぶときは、耐久性も十分兼ね備えているかをチェックしましょう。

保温性で選ぶ

標高の高い山への登山や外気温が低い冬場のトレッキングを行う方は、足の冷えによる凍傷を防ぐため、保温性の高いシューズを選びましょう。春・夏・秋の3シーズン対応、冬場の使用に特化した冬用など、商品によって対応できる季節が異なります。冬用のトレッキングシューズは、ゴアテックスと綿素材が一体化した暖かい保湿素材を使用したり、靴底に滑り止めのアイゼンを装着することを想定し、ソールや足首が硬めに設計されていたりするなど、雪の季節でも快適に使える仕様です。

ソールの硬さと形状で選ぶ

出典：Amazon.co.jp

柔らかいソールは歩く時に屈曲するので歩きやすいですが、足に疲労が蓄積しやすく、足場の悪い山道では足への負担が大きいため登山には不向きです。逆にソールが硬すぎると初心者には歩きにくいため、中程度の硬さのソールを選ぶと良いでしょう。ソールのつま先部分の形状がフラットになっている「クライミングゾーンソール」は、設置面積が広く滑りにくいので、高い山の登山や岩場歩きに使いたい方にもおすすめです。

つま先が当たらないかどうかをチェック

トレッキングシューズは、つま先が靴の先端より約1～1.5センチほど余裕のあるサイズが理想です。登山中つま先が靴に当たり続けると、痛みが生じ歩行がつらくなる可能性があるためです。足のサイズ計測は、厚手の登山用の靴下を着用した状態で行うと良いでしょう。ソールが硬く、サイズ感がわかりにくいと感じる方は、つま先を靴の先端につけた状態で、かかとに余裕があるかをチェックしましょう。