スモークウッドとは

出典:amzn.asia
スモークウッドは、燻製に必要な「燻製材」です。食材を燻製するためには、木材などを燃やして煙を食材にかける必要があります。その木材のことを燻製材といいます。燻製材には主にチップとウッドの2種類があります。チップは燻製材を細かくした商品で、チップとは別に炭などの熱源が必要です。スモークウッドは燻製材を固めて棒状にした商品です。直接火をつけて、線香のようにゆっくり燃えながら煙を出すため、他に熱源を必要としません。
スモークウッドの選び方
原材料によって香りが変わる
スモークウッドは、木の種類によって香りが異なります。代表的なものから少し珍しい燻製材までピックアップして解説します。
ポピュラーなヒッコリー
ヒッコリーは、アメリカでポピュラーな燻製材で、日本でも人気があります。香りが強いですが、さまざまな食材に合うと言われています。定番のお肉やチーズなどを燻製にするのにも向いています。初めて燻製に挑戦する方におすすめです。
肉料理に合うサクラ
日本人に馴染み深い桜の木からつくられたスモークウッドです。桜のスモークウッドは香りが強いので、羊肉など食材に香りに少しくせがある食材によく合います。お肉全般に合いますので、ベーコンをサクラのスモークウッドで燻製にしても美味しいです。
ほんのり甘い香りのメープル
日本では少し珍しいメープルの燻製材ですが、海外ではとてもメジャーな種類の一つです。ほんのり甘い香り特徴的で、色づきも綺麗と言われています。
深みのあるウイスキーオーク
ウイスキーを入れていた樽を燻製材にした商品もあります。長期間ウイスキーを入れていた樽は、ウイスキーの香りがします。燻製にした食材に香りがうつることもあり、やや甘く深い香りは一度使うとやみつきになる方も多いです。
仕上がり方の好みで選ぶ
スモークウッドごとに特徴が異なるため、重視するポイントによってウッドの選び方も変わります。色付きを重視する場合は、ブナやナラがおすすめです。香りの強さを重視するなら、ヒッコリー、サクラ、ヒノキなどがいいでしょう。香りが強すぎないウッドを求めている方に人気が高いのはくるみのウッドです。
カット済みだと手間が省ける!

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煙を出したい時間に合わせてウッドをカットしますが、あらかじめ分割されている商品もあります。短時間の燻製を目的としている時はもちろん、長時間使用する場合もカットされたウッドを繋げて使用できます。手間が少なくなるカット済みの商品は使い勝手が良いのでおすすめです。
スモークウッドが消えないように使うコツ
スモークウッドを使ってみたのに、途中で火が消えて失敗してしまったという方は多いといいます。ここでは、スモークウッドを使用した燻製の方法について簡単に流れとコツを紹介します。燻製は火を使うので気をつけて使用しましょう。また、スモーカーによって使い方は異なりますので、付属している説明書をよく読んで安全に使ってください。
STEP1 必要な大きさにする
スモークウッドは、棒状で売られていることが多いです。ウッドに直接火をつけますので、一本丸ごと一度に使用しない場合は必要な大きさにカットして使います。商品によって1本あたりの煙が出る時間は異なります。例えば1本で4時間使える商品の場合は半分にカットすることで2時間分になります。時間の管理がしやすいのもウッドのメリットと言えます。また、カットが面倒という方にはあらかじめカットされた商品を購入するのがおすすめです。
このとき、スモークウッドが湿気てしまっている場合はうまく燃焼しないので、湿気ていない部分を使うようにしましょう。アウトドアで持ち運ぶ際にも濡れないよう、ジップロックなどの湿気をブロックするものに入れることをおすすめします。
STEP2 しっかりと火をつける
スモークウッドの火が途中で消える原因で最も多いの理由が、最初の着火不足によるものだと言われています。スモークウッドにしっかりと火をつけないと、食材を燻製にすることはできません。確実に着火させるためには、手で持ってライターなどで表面をあぶる程度では不十分です。トングなどでスモークウッドをつかみ、コンロやバーナーなどで全体が真っ黒になるまで火をあてるようにしてください。
STEP3 スモーカーに入れる
内部まで燃えて煙がしっかりと出ることを確認したら、スモーカーに入れましょう。このとき、スモークウッドの下に丸めたアルミホイルを並べて置いておくと空気の通り道ができ、火が消えにくくなります。あとは燻製が完成するまで待ちます。初めて燻製に挑戦する場合は、煙の量やお手持ちのスモーカーの適正な時間がわからないこともあると思います。安全に使用するためにも、スモーカーが常に視界に入る場所で燻製をつくってください。お好みの仕上がりになったら完成です。
スモークウッドのおすすめ4選
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燻製グッズの有名メーカー進誠産業のスモークウッドです。この商品はサクラですが、他にもヒッコリー、オニクルミ、リンゴ、ナラなどがあります。常温で一本あたり約4時間使用することができます。あらかじめ4分割にカットしておけば、1つあたり約1時間分となり計算しやすくて良いですね。容量は約220gでサイズが30×5.6×5cmです。
燻製グッズの有名メーカー進誠産業のスモークウッドです。この商品はサクラですが、他にもヒッコリー、オニクルミ、リンゴ、ナラなどがあります。常温で一本あたり約4時間使用することができます。あらかじめ4分割にカットしておけば、1つあたり約1時間分となり計算しやすくて良いですね。容量は約220gでサイズが30×5.6×5cmです。
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一本の棒に見えますが、カットされているタイプの商品です。約80gのウッドが3個入っています。ほんのり甘くマイルドな香りのりんごのスモークウッドです。ソトは人気が高く、多くの種類のスモークウッドを販売しています。ヒッコリー、ウイスキーオーク、クルミなどのウッドも人気です。
一本の棒に見えますが、カットされているタイプの商品です。約80gのウッドが3個入っています。ほんのり甘くマイルドな香りのりんごのスモークウッドです。ソトは人気が高く、多くの種類のスモークウッドを販売しています。ヒッコリー、ウイスキーオーク、クルミなどのウッドも人気です。
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人気アウトドアブランドロゴスのスモークウッドもあります。クルミ、サクラ、ナラ、ヒッコリー、ブナ、メイプル、リンゴの7種類をAmazonで購入することができます。木の種類によって若干異なりますが、1本あたり約4〜5時間燃焼します。煙が立ち消えてしまうことが少ないと評判です。
人気アウトドアブランドロゴスのスモークウッドもあります。クルミ、サクラ、ナラ、ヒッコリー、ブナ、メイプル、リンゴの7種類をAmazonで購入することができます。木の種類によって若干異なりますが、1本あたり約4〜5時間燃焼します。煙が立ち消えてしまうことが少ないと評判です。
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コールマンが販売しているこちらのスモークウッドは、試しやすい約100gのウッドが2本セットで販売されています。ハム工房「シェモワ」のオーナー湯本則夫さんが監修していて、つややかな仕上がりになるようにザラメが使われています。木材もザラメも国産のものが使われています。
コールマンが販売しているこちらのスモークウッドは、試しやすい約100gのウッドが2本セットで販売されています。ハム工房「シェモワ」のオーナー湯本則夫さんが監修していて、つややかな仕上がりになるようにザラメが使われています。木材もザラメも国産のものが使われています。
燻製材・燻製用品もまとめてチェック!
燻製鍋や燻製器、また燻製材として使用するスモークチップの記事で、選び方やおすすめ商品を紹介しています。チェックしてみてください。