登山用水筒のおすすめ9選！山登りに重要なアイテム

企画・制作：

HEIM編集部 キッチン用品 チーム担当

「HEIM（ハイム）」は、暮らしをちょっと便利に、快適にするモノとの出会いを提供するサービスです。キッチン用品チームでは、編集部独自のリサーチに基づき、さまざまなモノの選び方やおすすめアイテムを紹介しています。

登山で使いやすい水筒がほしい

登山に欠かせない水分補給をスムーズに行うためには、適切な「登山用水筒」を選ぶことが重要です。水を入れているだけで、荷物が重くなってしまうので、できれば軽くしていきたいと思う方も多いのではないでしょうか。いったん山を登り始めると山で水分を調達することは難しいので、事前に用意しておくことが大切です。

水筒を持っていくメリット

登山はウォーキングとは異なり、背中に荷物を背負って険しい山道を登るので、実感がなくても大量の汗をかいています。体内の水分が失われ、脱水症状や熱中症になると、登山では最悪の場合命を落とすこともあります。

安全に登山を楽しむためにも、登山用の水筒を持っていくことが重要になります。1人の人間の脱水量としては「行動時間（h）×体重（kg）×5ml=脱水量」の計算式で算出できます。平均的な体形の大人が5時間歩くと、大体1.5～2Lの水分が必要になります。大量の水分を補うためにも、使いやすい水筒を持っていくようにしてください。

登山用水筒の選び方

種類で選ぶ

使いやすいプラスチックタイプ

出典：Amazon.co.jp

プラスチックタイプの水筒は、軽くて丈夫なところがポイントです。熱耐冷温度が-20℃～100℃などの水筒を選べば、凍らせて持ち運んだり、熱湯を直接注ぎ入れたりすることも可能です。本体自体には保温性はありませんが、カバーを取り付けることで保温性を高められる製品も登場しています。プラスチックタイプは飲み口の形状が工夫されていて、広口タイプであれば使う度に中をきれいに洗えるので、衛生的に使うことができます。

保温性に優れたハードタイプ

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ハードタイプは、アルミやステンレスなどの金属でつくられた水筒です。他のタイプよりも保温性が高く、山で冷たい飲み物や温かい飲み物を飲むことができます。冬山での寒さ対策には、ハードタイプの水筒をおすすめします。高度の高い山に挑むときには、60～70℃を半日以上保持できるものを選ぶと良いでしょう。お湯を利用してスープやカップラーメンを食べることができるので、山での休憩に役立ちます。金属製な分重量があるので、軽量タイプのアイテムを選ぶと苦にならないでしょう。

軽量でコンパクトな折りたたみタイプ

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折りたたみタイプはビニール製の水筒で、4つの中で最も軽量なタイプです。飲み終わるとたためてコンパクトになるので、荷物を軽量化したい方におすすめです。リュックの中でかさばらないので、他のハードタイプやプラスチックタイプなどと併用して持ち歩くのにも最適です。しかし、劣化しやすい面もあり、持ち歩いたり折りたたんだりを繰り返すと、亀裂や破れが生じる場合があります。使用時にも破損がないかチェックしてから、水を入れると良いでしょう。

歩きながら飲めるハイドレーションタイプ

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ビニール製の水筒やプラスチックボトルに、チューブをつなげて飲むのががハイドレーションタイプです。ハイドレーションタイプは水筒部分を背中に背負ったまま、チューブを口に当てて飲めるので、歩きながらでも水分補給できるのがポイントです。

ハイドレーションタイプを選ぶときは、水筒部分が耐久性に優れた素材でできているか、どれくらいの容量かをチェックしてから購入しましょう。吸い口の形は製品ごとに異なっており、直接口につけずに給水できる衛生的なアイテムもあります。スムーズに吸うにもコツがいるので、自分の使いやすい吸い口の製品を選んでください。

容量を確認

登山用水筒の容量に関しては、プラスチックタイプやハードタイプは0.5～1Lの製品が主流で、折りたたみタイプやハイドレーションタイプは1.5～2Lの製品が多く販売されています。登山用リュックに入れて背負えるハイドレーションタイプであれば、2Lを背負っていても疲れにくいですが、基本的には重さを分散するために小分けにして持ち歩くと良いでしょう。

北アルプスの縦走など、3000m級の登山に必要な水はおよそ2Lと言われており、2Lの内訳を、熱い湯を入れたハードタイプ、凍らせたプラスチックタイプ、本体の重みがない折りたたみタイプのように分散すると、用途ごとに使えて便利です。

保温性・保冷性をチェック

登山では、天気や季節によって、持ち運ぶ水分の温度を調節するようにしましょう。水筒に保温性や保冷性があるかどうかは、体調管理の面で重要な要素です。雪山や高度の高い登山は氷点下になることもあるので、プラスチックタイプや折り畳みタイプなどは凍ってしまう可能性もあります。

保温性や保冷性が高いのはハードタイプの水筒なので、季節や登る山に応じて適切な水筒を選んでください。70℃以上に保温できるアイテムであれば、山でスープやインスタント食品を食べることもでき、温かい食べ物で栄養補給が可能になります。

飲み口の広さも重要

出典：Amazon.co.jp

プラスチックタイプやハードタイプの水筒は、飲み口の広いものを選びましょう。飲み口が広ければ、ドリンクや氷が入れやすく、飲んだ後も底まで洗えるので衛生的です。また、飲み口が飲みやすい設計になっているかもチェックしておきましょう。ドリンクを準備する際や、お手入れのときには広口の製品は便利ですが、飲むときにはアタッチメントがないと、水をこぼす可能性もあります。ワンタッチで開閉できるキャップがあったり、飲み口がストロー状になったりしているものを選ぶと、こぼさず水分補給ができます。

軽さ・持ち運びやすさをチェック

登山時のパッキングで一番重くなるのは水です。適切な量の水を持っていかないと命にも関わるので、水筒を軽量化して運ぶことが重要になります。特に、ハードタイプの水筒が1番荷物になるので、軽量ステンレスの水筒や、登山向けに軽量化された水筒を選ぶようにしましょう。また、水筒を手に持って歩くときに、フタ部分がフック状になっていて、指を引っ掛けて持ち歩けるものだと、落とさずに水分補給できます。

プラスチックタイプのおすすめ登山用水筒2選

ハード（金属製）タイプのおすすめ登山用水筒4選

折りたたみタイプのおすすめ登山用水筒

ハイドレーションタイプのおすすめ登山用水筒2選 

水分補給のポイント

登山は歩くことに集中しているため、水分補給を怠って脱水症状におちいる可能性があります。登っているときに喉が乾いたと思う段階で、すでに脱水症状のきざしがあるので、こまめに水分補給をすることが大切です。手に持ったり、登山リュックのポケットに入れたりして、いつでも水分が補えるような状態にしておきましょう。

また、水だけでは熱中症や脱水症状になりやすいので、電解質のスポーツドリンクや塩タブレットなどを併用すると良いでしょう。十分な量の水を持ち歩くことは、登山では最重要ポイントになります。登る山や自分の体調に合わせて、十分な量の水を準備するようにしてください。

登山用水筒のおすすめ商品比較一覧表

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