【2023年版】双眼鏡のおすすめ10選！小型タイプも

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HEIM編集部 カメラ チーム担当

「HEIM（ハイム）」は、暮らしをちょっと便利に、快適にするモノとの出会いを提供するサービスです。カメラチームでは、編集部独自のリサーチに基づき、さまざまなモノの選び方やおすすめアイテムを紹介しています。

双眼鏡の数字の見かた

双眼鏡には、どのくらいの大きさで対象物を見られるのかを表すスペックが「10×24」といった形式で表記されます。前者の数値は「倍率」を表し、後者は「対物レンズ有効径」を示す数値です。倍率が10倍の双眼鏡は、100m先の対象物が、10m離れた位置から裸眼で見たときと同じ大きさに見えることを表します。一方、「対物レンズ有効径」とは対物レンズの口径のことであり、数値が大きいほど集光力が高く、対象物が明るく見えるのが特徴です。

双眼鏡の選び方

場所にあわせて倍率を選ぶ

双眼鏡の倍率は、高いほど遠くのものが見えやすくなりますが、必要以上に倍率が高すぎると、手ブレが起こりやすくなったり、対象物が視野から外れたときに探しにくくなったりなどのデメリットがあります。そのため、使用シーンや場所にあわせて適した倍率を選びましょう。

「口径」が大きいと「明るさ」が変わる

双眼鏡で対象物を明るく見たい場合は、「口径」と呼ばれる対物レンズの直径をチェックしましょう。口径が大きいほど光を集めやすく、対象物が明るく見えるのが特徴です。ただし、口径が大きい分、重量も増えるので注意しましょう。なお、口径を倍率で割った数値を「ひとみ径」と呼びます。ひとみ径を2乗した数値が双眼鏡の明るさを示すため、ひとみ径の数値が大きいほど、対象物を明るく見られます。そのため、夕暮れ時の観察や、天体観測などの際は、ひとみ径が大きいタイプがおすすめです。

「実視界」が広いほど対象物を探しやすい

出典：Amazon.co.jp

スポーツ観戦やバードウォッチングなどで、早く動く対象物を探したい場合には、実視界が広い双眼鏡を選びましょう。実視界とは、双眼鏡を動かさずに見られる範囲のことであり、数値を角度（°）で表します。角度が大きいほど実視界が広く、対象物を探しやすいことを示します。ただし、双眼鏡の倍率が低いほど実視界は広く、倍率が高くなるほど視界が狭くなるので、実視界の数値だけで判断するのは難しいです。なお、実視界に倍率をかけたものは「見かけ視界」と呼ばれます。見かけ視界が広いと、高倍率であっても実視界が広く、対象物を探しやすいです。高倍率の双眼鏡が必要な場合は、見かけ視界の数値が60°以上の「広視界双眼鏡」がおすすめです。

メガネを掛ける方には「アイレリーフ」15mm前後がおすすめ

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メガネをかけたまま双眼鏡を使用したい方には、アイレリーフが15mm前後のタイプがおすすめです。アイレリーフとは、双眼鏡の接眼レンズから目の位置までの距離のことです。アイレリーフが短い場合、双眼鏡と目をしっかり近づけないと視界全体を見れませんが、長い場合は双眼鏡と目を離しても見ることができます。そのため、メガネと双眼鏡の間にできる隙間を気にせず視界の全体をみることが可能です。

手ブレ補正・防振双眼鏡もチェック

双眼鏡の手ブレ補正機能（防振機構）は、振動をおさえて、自動で手ブレを補正する便利な機能です。特に高倍率で対象物を見るとき、細かい手ブレによって視界が大きく揺れます。手ブレ補正機能を活用することで揺れが軽減されるため、観劇、コンサート、ライブなどでの使用におすすめです。

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便利な機能をチェック

「マルチコート」レンズは明るく見えやすい

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双眼鏡で明るくクリアな視界を得たいときは、マルチコートが施されているタイプを選びましょう。マルチコートとはレンズコートの1種であり、レンズに多層膜のコーティングを施すことで光の反射をおさえ、透過率を高める効果があります。光を多く取り込める分、対象物が明るく鮮明に見えるのが特徴です。よりクリアな視界を求める場合は、すべてのレンズやプリズムにコーティングが施された「フルマルチコート」タイプがおすすめです。

「防水設計」はアウトドアにおすすめ

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双眼鏡を屋外、海や川などの水辺で使用するときは、防水設計されているタイプが適しています。キャンプ、登山、野外ライブ、屋外でのスポーツ観戦などの際に突然雨が降ってきたり、水辺でぬれたりしても、防水仕様であれば心配ありません。防水性能は「IPX」の記号と数字で表記され、数字が大きいほど防水性が高いことを表します。中にはIPX7相当の商品などもあります。

「カメラ付き」は暗視スコープに多い

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双眼鏡の種類によってはカメラが付いており、写真や動画撮影ができる商品があります。主に、肉眼で見えにくい暗闇を映し出すための暗視スコープ（ナイトビジョン）に用いられます。対象物の観察と撮影を1台で済ませられるのがメリットです。そのため、旅行やレジャーなどで、携帯する荷物をできるだけ減らしたい方にもおすすめです。

軽量タイプをチェック

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観劇、コンサート、ライブなどで、双眼鏡を長時間使うことが想定される場合は、軽量設計の商品を選ぶのがおすすめです。双眼鏡の重量は100g台から400g台などと、商品によって重さが異なります。軽量であれば体に負担がかかりにくく、長時間使用しても疲れにくいメリットがあります。軽量タイプを求める場合は、重量が200g前後、あるいは200gをきる重さの商品を選びましょう。

双眼鏡のメーカー別の特徴

ビクセン（Vixen）｜小型のラインナップがそろう

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ビクセン（Vixen）の双眼鏡は、手持ちで使いやすい小型のラインナップが主流です。携帯性に優れており、コンサート、ライブ、アウトドア、ネイチャーウォッチングなど、幅広い用途に使えます。中には、最大倍率32倍にまで拡大できるタイプもあります。双眼鏡、天体望遠鏡、顕微鏡などのメーカーとして培ってきた技術が生かされている性能の良いモデルでありながら、価格は比較的リーズナブルです。

ニコン（Nikon）｜プロフェッショナルモデルも豊富

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ニコン（Nikon）の双眼鏡は、WX、EDG、MONARCH、ACULONといったシリーズがあり、ラインナップが豊富なのが魅力です。レンズに多層膜コーティングが施されており、視界がクリアで明るく見えるのが特徴です。旅行やレジャーなどで使いやすいコンパクトなタイプ、ハイグレード、プロフェッショナルモデルまで幅広い商品があります。

ケンコー・トキナー（KenkoTokina）｜シーンにあわせた商品がそろう

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ケンコー・トキナー（KenkoTokina）の双眼鏡は、Kenko、Avantar、Artos、HG、CERESなど、多くのシリーズを展開しています。シリーズごとに、倍率、対物レンズ有効径の異なるラインナップがあり、用途、使用シーン、対象物までの距離などに応じて、適したモデルを選べるのが魅力です。初心者向けからプロフェッショナルタイプまでそろうので、自分の経験値やレベルに適したモデルを選べます。

双眼鏡のおすすめ商品比較一覧表

商品		販売サイト	おすすめポイント
	ニコン アキュロンT02 8倍 パープル	楽天市場8,153円 Amazon8,091円 Yahoo!8,459円	軽量かつコンパクトで携帯しやすい
	ケンコー・トキナー 防振双眼鏡 VC Smart 12×21 031971 12×21 ホワイト	楽天市場57,558円 Amazon Yahoo!57,557円	単3形電池1本で約10時間駆動
	ケンコー・トキナー 双眼鏡 ウルトラビューH6×21DH グリーン	楽天市場7,480円 Amazon6,000円 Yahoo!7,480円	マルチコートでクリアな視界を楽しめる
	ビクセン アリーナM シルバー 8×25 アリーナM	楽天市場7,550円 Amazon8,700円 Yahoo!6,776円	メガネをかけたままでも使いやすい
	ニコン 双眼鏡 スポーツスターEX 10×25D ブラック	楽天市場13,504円 Amazon10,364円 Yahoo!11,573円	メガネをかけたままでも裸眼でも使える
	ケンコー・トキナー 双眼鏡 Avantar 10×25 モスグリーン	楽天市場29,950円 Amazon14,278円 Yahoo!14,278円	急な降雨にも対応できる防水仕様
	ニコン 双眼鏡 アクションEX 12X50CF ブラック	楽天市場29,975円 Amazon25,727円 Yahoo!27,522円	非球面レンズ採用でゆがみが少ない
	キヤノン 双眼鏡 10×30 IS II BINO10X30IS2 ブラック	楽天市場65,980円 Amazon66,980円 Yahoo!62,800円	手ブレ補正機構の搭載で三脚要らず
	ブッシュネル デジタルナイトビジョン エクイノクスビノキュラーZ450R ブラック	楽天市場158,203円 Amazon99,092円 Yahoo!99,000円	静止画・動画の撮影と保存ができる
	キヤノン 双眼鏡 10×42L IS WP ポロII型プリズム ブラック	楽天市場149,499円 Amazon156,000円 Yahoo!148,005円	JIS保護等級7級相当の防水仕様

• 掲載している参考価格・スペック等の情報について、万全の保証はいたしかねます。詳細な商品情報については、購入前に各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
• 比較表内の空欄部分は調査中です。

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【バードウォッチング向け】双眼鏡のおすすめ3選

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双眼鏡の使い方|手ブレを防ぐには？

双眼鏡の使用時に手ブレを防ぐには、体の揺れをおさえるのがポイントです。そのためには、力を入れすぎないように両脇をしっかり閉じて姿勢を安定させる、近くにある壁や木などに寄りかかるなどの方法がおすすめです。より手軽に手ブレを防ぎたいときは、手ブレ補正機能がついた双眼鏡を使いましょう。手ブレを防ぐことで、長時間使用しても目が疲れにくくなるメリットがあります。

天体観測には専用の望遠鏡がおすすめ

星空を見る場合、天体望遠鏡の他にもフィールドスコープというアイテムもあります。天体望遠鏡やフィールドスコープの選び方やおすすめ商品を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

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