オブラートとは
でんぷんが原料の、口の中ですぐに溶ける物質です。服薬を補助するためだけではなく、子ども用のグミなどの包装にも使われています。またキャラ弁のデコレーションに使う方も多く、シートにイラストを描くだけという手軽さが人気です。
オブラートの種類と特徴
シートタイプ
明治初期に日本にオブラートが伝わった時から使われている円形のオブラート。調剤薬局などでも販売されており、一度は目にしかことがある方も多いのではないでしょうか。一番オーソドックスなタイプです。
袋・カップタイプ
下部が閉じられており、粉薬を包む際にこぼしてしまう事が少ない袋・カップ型です。商品によっては粉薬を入れるスタンドなども付属していますので、あまり使用したことが無いという方にもお勧めできるタイプです。
ゼリータイプ
ゼリーのなかに薬を入れて飲むオブラートです。シートタイプなどに比べて価格は高くなりますが、子どもでも簡単に飲めて人気があります。
オブラートの選び方
飲みやすい工夫がされてるか
シートタイプが飲みにくいという方はゼリータイプなどさらに飲みやすく作られたオブラートを選ぶのがおすすめです。子ども用というイメージの強いゼリータイプですが、大人用のゼリータイプも販売されています。また、味がついた商品もあるので、普通のオブラートでは子どもが飲んでくれない、という場合に試してみてはいかがでしょうか。
補助がついているかどうか
シートで薬を包むのが苦手という方は多くいます。また、粉薬の個包装をあけるためには両手を使いますが、その間オブラートを置いておく場所が必要になり、清潔なお皿などを用意する必要があります。パッケージにシート成形の補助がついていれば、簡単に薬を包むことができます。
オブラートのおすすめ6選
出典:Amazon.co.jp
紙のスタンドも付属している袋タイプのオブラートです。紙スタンドがしっかりとオブラートを固定してくれるので袋タイプの使用がはじめての方でも安心して使用することができます。天然のでんぷんを使用し作られているため、子どもも使用できる商品です。
紙のスタンドも付属している袋タイプのオブラートです。紙スタンドがしっかりとオブラートを固定してくれるので袋タイプの使用がはじめての方でも安心して使用することができます。天然のでんぷんを使用し作られているため、子どもも使用できる商品です。
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袋型のオブラートが立てられるスタンドがついていて、両手を自由に使うことができます。引き出し式の箱も楽に開け閉めできるので、子どもでも簡単に使えます。
袋型のオブラートが立てられるスタンドがついていて、両手を自由に使うことができます。引き出し式の箱も楽に開け閉めできるので、子どもでも簡単に使えます。
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一般的なオブラートより大きめの特大サイズなので粉薬を包みやすく、使いやすいオブラートです。包む工程を補助してくれる補助具もついており、より安心安全に使用することができます。昔から見かけるレトロなパッケージで探しやすいのも魅力です。
一般的なオブラートより大きめの特大サイズなので粉薬を包みやすく、使いやすいオブラートです。包む工程を補助してくれる補助具もついており、より安心安全に使用することができます。昔から見かけるレトロなパッケージで探しやすいのも魅力です。
出典:Amazon.co.jp
お弁当などに使用するような形状が特徴的なカップタイプのオブラートです。自立性があるので薬の入れやすさは抜群です。こぼしにくい、使い慣れていない方にも使いやすい商品です。さらっと入れて簡単に飲むことができる上、販売時の箱が補助台として使えるので移動中にも簡単に使えます。
お弁当などに使用するような形状が特徴的なカップタイプのオブラートです。自立性があるので薬の入れやすさは抜群です。こぼしにくい、使い慣れていない方にも使いやすい商品です。さらっと入れて簡単に飲むことができる上、販売時の箱が補助台として使えるので移動中にも簡単に使えます。
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少し珍しい風味付のオブラートです。一般的な無味・無臭のオブラートが苦手という方や子どもにぴったりです。ブドウ風味だけではなくイチゴ風味のオブラートも販売されていますので、お好きな風味を探してみるのもいいのではないでしょうか。
少し珍しい風味付のオブラートです。一般的な無味・無臭のオブラートが苦手という方や子どもにぴったりです。ブドウ風味だけではなくイチゴ風味のオブラートも販売されていますので、お好きな風味を探してみるのもいいのではないでしょうか。
出典:Amazon.co.jp
円形ではなく真四角の形状が特徴的です。レトロなパッケージも目を引きます。四隅を持って包むことができるため、円形状のオブラートよりも包みやすさがアップしています。円形のオブラートではうまく包めない、こぼしてしまうという方におすすめです。
円形ではなく真四角の形状が特徴的です。レトロなパッケージも目を引きます。四隅を持って包むことができるため、円形状のオブラートよりも包みやすさがアップしています。円形のオブラートではうまく包めない、こぼしてしまうという方におすすめです。
オブラートの使い方
STEP1:コップに水を入れる
コップや深さのあるお皿に水を入れます。
STEP2:薬をオブラートにのせる
薬をオブラートにのせます。このあとオブラートを包むので、なるべく中心に置くようにします。薬の量が多い場合は数回に分けて服用します。
STEP3:オブラートを包む
オブラートで薬を包み込みます。折り込みが甘いと包みが開いてしまう場合があるので、上手く折れないときはオブラートの端を集めてキュッとねじって締めます。この作業が苦手な方は、最初から袋になっている袋・カップタイプを使いましょう。
STEP4:オブラートに水を含ませて飲む
オブラートを水につけます。オブラートがゼリー状になるので、そのまま飲み込みます。噛んだり、口の中にとどめたりせず、口に入れたらすぐに飲み込みます。水につけてから口に運ぶまでが上手くいかない場合は、オブラートをスプーンにのせて水につけても大丈夫です。
オブラートを使用するときの注意点
オブラートは溶けやすい性質上、口の中に張り付きやすいのでそのまま口にはいれず、通常の薬同様水かぬるま湯を使用し飲んでください。また包んで飲み込むため、喉に詰まるような感覚を感じることがあります。すぐに溶けるため実際に詰まることはほとんどありませんが、苦手な方は注意が必要です。
また、漢方などの匂いを利用した治療薬を服用する場合、オブラートは匂いを消してしまうので、効果が薄くなってしまう可能性があります。どうしてもオブラートを使用しなければ飲めない場合は、お医者さんに相談しましょう。