白ワインのおすすめ14選！甘口・辛口タイプやデザートワインも

白ワインは、自宅で料理と共に楽しむことはもちろん、プレゼントにもおすすめです。甘口と辛口があり、シャルドネをはじめとするブドウの種類や産地によって風味や味わいが異なります。デザートの代わりにも飲めるほど甘い白ワインや、魚介料理に合うもの、贈り物としても選びやすいギフトラッピングが可能なワインなど、様々な商品が揃っています。今回は、白ワインの選び方と、おすすめの商品を紹介します。

2024年02月24日更新

企画・制作：

HEIM編集部酒チーム担当

「HEIM（ハイム）」は、暮らしをちょっと便利に、快適にするモノとの出会いを提供するサービスです。酒チームでは、編集部独自のリサーチに基づき、さまざまなモノの選び方やおすすめアイテムを紹介しています。

【注意】20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
赤ワインと白ワインの違い
白ワインの選び方
白ワインのおすすめ14選
おしゃれなワイングラスもチェックしよう
白ワインのおすすめ商品比較一覧表

本サイトに掲載している商品は、APIを使用して価格表示やリンク生成をしております。各ECサイトにて価格変動、価格情報の誤りがある場合、最新価格や商品の詳細等については各販売店やメーカーをご確認ください。記事内で紹介した商品を購入すると売上の一部がHEIMに還元されることがあります。Amazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイト、バリューコマースを利用しています。その他、広告に対するポリシーはこちらをご確認ください。

【注意】20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

日本国内では、未成年者飲酒禁止法により20歳未満の飲酒は禁止されています。また、2022年4月から成人年齢は18歳に引き下げられますが、お酒やたばこに関する年齢制限は20歳のまま維持されます。

参考：未成年者飲酒禁止法｜厚生労働省　e-ヘルスネット

赤ワインと白ワインの違い

赤ワインはブドウの皮の色が黒い（深紫色）黒ブドウを使用してつくられています。果実だけではなく、ブドウの皮や種も使っていて、皮に含まれるタンニンという成分の影響で味に渋みが生まれます。一方の白ワインは、基本的にはブドウの皮の色が白い（薄緑色）白ブドウを使用してつくっています。赤ワインとは異なり皮も種も使わないので、できあがったワインも薄緑色をしています。

白ワインの選び方

甘口か辛口か味の好みで選ぶ

まろやかな味わいの甘口

出典：Amazon.co.jp

甘口の白ワインは、ブドウの実の発酵を途中でストップさせて、糖分を残しています。そのためワインに甘みが残り、酸味が少なくまろやかな口当たりとなります。辛口に比べると、色が濃くなります。また、甘口の白ワインの適温は、6～8度と辛口に比べて低めになります。フルーツと同じく、ある程度温度を下げたほうが甘みを感じやすくなります。フルーティーな香りで飲みやすいため、食後のデザート代わりに楽しめる甘口タイプもあります。

キリットした味わいの辛口

出典：Amazon.co.jp

ワインは発酵する過程で、ブドウの糖分がアルコールに変質します。甘口のワインは途中で発酵を止めて糖分を残しますが、辛口のワインは発酵を止めないため糖度が低くなります。辛口の白ワインは、10度前後の温度がおすすめです。冷やし過ぎると香りを感じにくくなるので注意しましょう。甘口の白ワインと比べると酸味も強く、キリッとした味わいが特徴です。

食後にぴったりなデザートワイン

出典：Amazon.co.jp

デザートワインとは、一般的には甘口～極甘口のワインのことを指します。ただし明確な定義はなく、アメリカではアルコール度数が14度以上のワインをデザートワインと呼んでいますが、反対にドイツではアルコール度数が8～10度の低いものをデザートワインと呼んでいます。ただ、甘口であることに変わりはなく、アイスやチョコレートなどの甘いデザートとあわせたり、デザート代わりに味わったりすることができます。

ブドウの品種で選ぶ

もっとも有名なシャルドネ

シャルドネは、白ワインの原料となるブドウの中で、もっともメジャーな品種です。世界中で栽培されていますが、産地によって味が大きく異なります。フルーティーでコクが感じられるものや、青リンゴ、洋ナシなどの風味をもつシャルドネもあります。

フレッシュなソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨン・ブランは、「猫のおしっこ」と表現されることもある、香りが特徴的なブドウです。シャルドネと同じく世界中で栽培されていて、柑橘系やハーブ系のさわやかですっきりとした香りが感じられます。産地によって風味が異なり、冷涼な地域でつくられたものは、さわやかな香りとフレッシュな酸味があり、あたたかい地域でつくられたものは、トロピカルフルーツのようなフルーティーな味わいがあります。

ドイツが原産のリースリング

リースリングも世界中で栽培されている品種ですが、ドイツ原産のブドウです。耐寒性に優れ、冷涼な地域でおいしく育ちます。白ワインの原料として高品質を誇り、甘口から辛口まで幅広い味わいで高品質のワインをつくることができます。比較的酸味が強く、すっきりとした味わいです。

皮がやや紫がかった甲州

山梨県原産で日本でもっとも栽培されている白ブドウですが、皮はやや紫かがった色味をしています。白ワイン用としてはもちろん、生食用のフルーツとしても利用されています。味わいは、梨や和の柑橘類、日本酒を思い起こさせ、和食にも良くあいます。酸味は控えめで、すっきりとした味わいです。

香りが特徴的なゲヴュルツトラミネール

フランスのアルザス地方やアメリカの北部などの冷涼な地域で栽培されていて、ライチやトロピカルフルーツなどのフルーティーさと、白コショウなどのスパイシーさ、ローズなどのフローラルさを併せ持つ香りが特徴です。まろやかな味わいで粘度が高く、黄金色をしています。

産地で選ぶ

ワイン大国フランス産

出典：Amazon.co.jp

長い間ワインの生産量世界NO.1を誇っていたフランスは、ワイン大国として知られています。生産量が多いこともあり、フランスの中でも産地によって味わいが異なるので、飲み比べて好みを見つけてみると良いでしょう。高級ワインの多くは、ボルドー、もしくはブルゴーニュでつくられています。

日本食にあわせるなら国産

出典：Amazon.co.jp

日本でのワインづくりは明治時代からと、他国に比べると歴史は短めですが、2016年にはイギリスで開催されたコンクールでプラチナを受賞するなど世界に認められる生産国となりました。日本食にあわせたり、海外の客人をおもてなしするためのワインなら、日本産がおすすめです。主な産地として北海道、山形、長野、山梨があり、南北に長く広がる日本の異なる土地で生産されているため、それぞれに味や風味の特徴が異なります。

種類が豊富なスペイン産

一般的な非発泡の白ワインだけではなく、カヴァやシェリーなど種類が豊富なことが特徴です。赤ワインが多いイメージがありますが、白ワインも同程度の生産量があります。もともと生産量の多い国ですが、「量より質」にこだわってつくられていることもあり、生産量・質ともに世界トップクラスのワイン大国となりました。

クリーミーな味わいのアメリカ産

アメリカ産の白ワインは、クリーミーな味わいが特徴です。ヨーロッパとは異なり、ブドウの栽培とワインの醸造を別々に行う分業制がとられていることが多いのが特徴です。ワイン法などの厳格な決まりごとがなく、比較的自由なワインづくりが行われています。ワインの生産地は、カリフォルニアが国内の90%を占めています。長期間の熟成が必要なタイプではなく、早飲みタイプの白ワインが多いことも特徴です。

比較的リーズナブルなイタリア産

イタリアは、2012年以降ワインの生産量世界1位を維持しています（ブドウが不作だった2014年を除く）。栽培されるブドウ品種が多いので、多彩なワインを楽しむことができます。トスカーナやピエモンテ、ヴェネトがワインの産地として有名で、ヴェネト産の白ワインは口当たりが良く程好い辛口だと評判です。比較的リーズナブルなワインも多いので、普段の食事と共に気軽に味わうことができます。

安くておいしいチリ産

出典：Amazon.co.jp

ワインはヨーロッパのイメージが強いですが、アメリカ南部に位置するチリの風土は、原料のブドウ栽培に向いていると言われています。日本でもチリ産ワインの人気は高く、2016年には日本への輸入量がフランスを抑えて第一位となりました。また、チリから日本に輸入する際の税金が安いこともあり、おいしいチリ産の白ワインを安価で楽しめることも特徴です。そのため、様々なチリ産の白ワインを、気軽に飲み比べることができます。

ヴィンテージで選ぶ

ヴィンテージとは、ブドウの収穫年のことです。そのため本来であれば古いワインを指す言葉ではありませんが、一般的な認識として新しいワインより古いワインを表すために用いられる言葉となっています。特別な記念日や、感謝の気持ちを込めた贈り物などの場合、ヴィンテージワインがおすすめです。パートナーなら出会った年、成人式のお祝いなら生まれ年など、贈る方や記念日にちなんだ収穫年の製品を選ぶと喜ばれ、記憶にも残りやすくなります。