レトルトおでんのおすすめ9選！静岡おでんや減塩タイプも

レトルトおでん（おでんパック）は、時間がないときでも、手軽に人数分のおでんを準備することができます。温めるだけでそのまま食卓に出すことができ、はんぺんや豆腐などの具材を追加することもできます。また、おでんを食べ終わった後は、うどんを入れたり雑炊をつくったりすることもできます。賞味期限が長く常温保存できる製品もあり、非常食として常備できます。紀文やキッコーマンの製品や、静岡おでんなどの地域の味もあります。今回は、レトルトおでんの選び方や、おすすめ商品をご紹介します。

2020年07月17日更新

企画・制作：

HEIM編集部レトルト・料理の素チーム担当

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レトルトおでんのメリット
レトルトおでんの選び方
レトルトおでんのおすすめ9選
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レトルトおでんのおすすめ商品比較一覧表

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レトルトおでんのメリット

具材を買い揃える必要がない

おでんは、一度にたくさんの具材が食べられることが魅力ですが、つくる際にはひとつずつ具材を揃えなければならないので手間もお金もかかります。特に一人暮らしの方は、おでんをつくるために必要量以上の具材を買うことになります。レトルトおでんであれば、使い切れない食材を無駄にすることもないので気軽に食べることができます。

煮込む時間がかからない

おでんのおいしさの秘訣に、具材に味が染みていることが挙げられます。だしで長時間コトコト煮込み、さらに一度冷ますことによって具材に味を染みこませます。食べるときは温かくしたいので、良く味が染みたおでんを食べるためには、煮込んで、冷まして、再び温めるという手間と時間が必要です。レトルトおでんなら、あらかじめ味がしっかりと染みこんでいるので、温めるだけでおいしいおでんを食べることができます。

食べたい量だけ準備できる

レトルトおでんを活用すれば、食べたい量だけを準備することができます。おいしいおでんをつくるためには、ある程度の量を仕込む必要がありますが、家族の人数が少ないと、翌日の昼や夜など、しばらくの間おでんを食べ続けることになります。レトルトおでんはあらかじめ1～2人分に分けられているので、必要量だけを温めて食べることができます。

レトルトおでんの選び方

だしで選ぶ

料理にコクが出る昆布だし

昆布だしは、香りを楽しむというよりは、料理にコクをあたえる隠し味として使用されることが多いだしです。煮込み料理が得意で、おでんや煮物、炊き込みご飯などに良く使用されます。かつおだしとの相性も抜群で、あわせることによって更に旨味が増します。

代表的なかつおだし

かつおだしは、和食に欠かすことができないもっとも代表的なだしです。香りが高く旨味もしっかり感じられるので、万能だしとして様々な料理に活用されています。すまし汁やみそ汁、めんつゆなどに活用されることが多く、豆腐などの味の主張が少ない食材とあわせることでかつおの香りをしっかりと味わうことができます。

あっさりとしたあごだし・いりこだし

あごだしはトビウオが素材となり、いりこ（煮干し）だしはカタクチイワシが素材となります。あごだしは、あっさりとした味わいが特徴で、おでんをはじめ、ラーメン、うどん、そばなどの汁が多い料理に向いています。

地域のおでんを選ぶ

黒いだしとかやくが特徴の静岡おでん

出典：Amazon.co.jp

静岡おでんは、真っ黒なだしとかやくが特徴です。牛すじや豚モツ、鶏系を煮込んだだしは、長年継ぎ足しを繰り返しているため黒くなり、イワシなどを練り込んだ黒はんぺんを煮込むことで、おでん全体が黒く見えます。大根なども一般的な薄茶色ではなく、濃い茶（黒）色に煮込まれているので、初めて見た方は驚くかもしれません。食べ方にも特徴があり、あおさやさばぶしを細かく砕いてふりかけ状にしたかやく（だし粉）をかけて食べます。かやくの味も、メーカーや店によって異なるので、食べ比べてみても良いでしょう。

味噌ベースのだしが特徴の名古屋おでん

名古屋の名物のひとつに味噌がありますが、名古屋おでんでも味噌が活用されています。名古屋おでんは八丁味噌や三温糖、酒などでつくった甘辛いだしで具材をグツグツと煮込んでつくります。そのため見た目が茶色く、だしにとろみが感じられることが特徴です。他の地域ではあまり見られないめずらしい具材として、焼き豆腐や角麩、豚モツなどがあります。

甘めのだしが決め手の博多おでん

出典：Amazon.co.jp

博多おでんといっても、その見た目や特徴は様々です。屋台で有名な博多おでんは長年継ぎ足しただしに、甘みがある博多の醤油を入れることで見た目は黒く、甘みが感じられるだしが特徴です。また、餃子を魚のすり身で包んだ練り物である餃子巻が入ったおでんが、博多おでんだという説もあります。

入っている具材の種類で選ぶ

出典：Amazon.co.jp

レトルトおでんを選ぶ際に、入っている具材で選ぶという方法もあります。おでんの具材と言えば、ゆで卵、大根、こんにゃく、練り物（ごぼう天やさつま揚げなど）、ちくわ、昆布などが基本になりますが、中には鶏つくねや鳥の手羽元、牛すじなどが入ったものもあります。好きな具材が入っているかどうかや、これまでおでんの具材として食べたことがないものを選ぶと良いでしょう。また、だしの量が多いものだと、豆腐やはんぺんを加えたり、うどんを入れたり、締めに雑炊をつくったりすることができます。

人数にあった量かどうか

1人前、2人前と書かれていても、具材の種類やサイズは製品によって異なります。また、3～4人前と書かれていても、全ての具材が3つずつしか入っていないレトルトおでんもあるようです。記載されている通りの人数で食べてみると、少なくて物足りないと感じる可能性があります。そのため、それぞれの具材の個数やサイズなどを確認し、実際に自分が食べる量や人数と見合っているかどうかを確認しましょう。

賞味期限と保存方法を確認する

レトルトおでんには、常温で製造から180日保存できる製品もあります。これなら普段の食事用としてだけではなく、キャンプなどのアウトドアに持って行ったり、食べたいときにすぐに食べられるように買いだめしてくこともできます。また、非常食としても利用できます。買ってすぐに食べるのではなく、ある程度の期間保管する場合は、賞味期限や保存方法も確認しておきましょう。

添加物もチェック

出典：Amazon.co.jp

食品を選ぶ際にチェックしたいのが、添加物の使用についてです。レトルトおでんの中には、着色料や保存料を使用していない製品や、減塩タイプもあるので、特に健康に気遣う方におすすめです。また、こだわりの国産素材でとっただしを使用している製品などもあります。