ポン酢のおすすめ10選！減塩タイプや無添加も

鍋料理に欠かせないポン酢は、さわやかな酸味と程良い甘味で、様々な料理に使える便利な調味料です。健康に配慮した有機ポン酢や無添加ポン酢、だしが効いたマイルドタイプや、塩分が気になる方向けの減塩タイプなど多様な種類があります。今回は、原材料や味から、ポン酢の選び方とおすすめの商品を紹介します。関西で人気の旭ポンズや、ひろたのポン酢、おろしポン酢などの商品や、高級なポン酢、市販の製品、鍋向きのポン酢などをまとめました。

2020年08月05日更新

企画・制作：

HEIM編集部調味料・食用油・スパイスチーム担当

「HEIM（ハイム）」は、暮らしをちょっと便利に、快適にするモノとの出会いを提供するサービスです。調味料・食用油・スパイスチームでは、編集部独自のリサーチに基づき、さまざまなモノの選び方やおすすめアイテムを紹介しています。

幅広い料理に使えるポン酢が欲しい
ポン酢とは
ポン酢の選び方
ポン酢の人気メーカー
ポン酢のおすすめ10選
ポン酢のおすすめ商品比較一覧表

本サイトに掲載している商品は、APIを使用して価格表示やリンク生成をしております。各ECサイトにて価格変動、価格情報の誤りがある場合、最新価格や商品の詳細等については各販売店やメーカーをご確認ください。記事内で紹介した商品を購入すると売上の一部がHEIMに還元されることがあります。Amazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイト、バリューコマースを利用しています。その他、広告に対するポリシーはこちらをご確認ください。

幅広い料理に使えるポン酢が欲しい

ポン酢は、程良い酸味と甘味、そしてしょっぱさのバランスが良く、幅広い料理に使える調味料です。鍋や、しゃぶしゃぶや餃子のつけだれ、炒めものの調味料、ドレッシングなど、和食に限らず洋食や中華にも使えます。柑橘系のさわやかな酸味が醤油と合わさって、料理にさっぱりとした味わいを与えてくれます。種類に合わせたポン酢の使い方や人気のメーカー商品を見ていきましょう。

ポン酢とは

ポン酢とは、レモンやライム、ゆずなどの柑橘系の果汁に酢酸を加えた調味料のことです。ポン酢に、醤油やだしなどを混ぜた「ポン酢醤油」も、一般的にポン酢と総称して呼ばれています。果汁の種類や酢の配合、だしの種類などで味が変わることから、地域によって好まれるポン酢の種類が異なります。水炊きや湯豆腐などの鍋料理のつけだれとして使ったり、サラダや焼き魚にかけるなど、料理にさっぱりとしたさわやかさを与えてくれる万能な調味料です。

ポン酢の選び方

原材料で選ぶ

まろやかな魚介系だし

出典：Amazon.co.jp

魚介系のだしが入ったポン酢は、酸味が抑えられて味がまろやかなのが特徴です。鍋料理のつけだれとしてはもちろん、ナスやインゲンの揚げ浸しなど、油っこい料理の調味にも幅広く使えます。醤油と比べて味が薄いように感じますが塩分が含まれるので、美味しくてもごくごく飲んだりすることのないように気をつけましょう。

ドレッシングにも使える果汁の多いもの

出典：Amazon.co.jp

果汁が多いタイプは、柑橘類のフルーティーな香りが強く、和風だけでなく洋風料理にも合わせやすいです。刺身や肉料理に使うことで臭みを抑えたり、ドレッシングや炒めものの隠し味として使うことで、さわやかな酸味を与えてくれます。香りを楽しみたい方は、ゆずやすだちなど特定の果物をメインにしたタイプを選ぶと良いでしょう。反対に香りが強すぎるものが苦手な方は、複数の果物がブレンドされたタイプを選ぶのがおすすめです。

アレルゲン表記をチェック

ポン酢は様々な調味料を混ぜてつくられているため、大豆や小麦、りんごなどといったアレルゲンが含まれていることがあります。アレルギーがある方は原料をチェックするか、心配であればソラマメポン酢などアレルギーに対応したポン酢や、グルテンフリーのタイプを選ぶようにしましょう。

内容量で選ぶ

市販されているポン酢で最も多いのが250〜360mm程の容器で、食卓に置いて使うにもちょうど良いサイズです。頻繁に使う場合は500〜600mm程度の大きめの容量のものを選ぶか、味の異なるものを数種類用意しておくのも良いでしょう。冬場など特に消費量が多いときは1Lのタイプを常備しても良いかもしれません。ただ開封後は、冷蔵庫に保管し1ヶ月を目安に使い切るのが理想的なので、使用頻度に合わせてサイズを選ぶのがおすすめです。ネット通販ではまとめ買いのできる商品もいくつかあるので、気に入ったものはまとめて購入して常備しておいても良いでしょう。

好みの味で選ぶ

さっぱりとした酸味

醤油やだしの配合が少ないタイプや、酢と果汁だけでできた味付けがされていないポン酢は、酸味が強く料理に少量加えるだけでさっぱりとした味が楽しめます。手羽中の煮込みや南蛮漬けなど、こってりした料理にぴったりです。また、焼きそばやチャーハンに少量ふりかけると、素材の味が引き立って美味しくいただけます。

まろやかなコク

酸味が強くなく、まろやかな味のものは冷奴や刺身にかけたり、煮物の隠し味として使うなど料理に幅広く使えます。酸味が苦手な方や子どもにも食べやすいタイプです。だしの旨みがお酒とよく合うので、マヨネーズやバターと合わせて炒めたり、鶏皮やツナなどに和えておつまみにするのもおすすめです。

柑橘のさわやかさ

果汁が多く含まれているポン酢はフルーティーな酸っぱさで、淡白な料理に刺激を与えてくれます。鍋料理やしゃぶしゃぶ、水餃子などのつけだれとして使うほか、サラダや冷製パスタにかけても美味しくいただけます。どの果物が使われているかによって、酸味の強さや香りが異なるので、好みのものを探してみてください。柑橘系の香りがより強く感じられる塩ポン酢もおすすめです。

減塩タイプもチェック

ポン酢は、醤油よりも塩分量が少ないですが、つけだれとして使うと摂取量が多くなりやすいです。塩分が気になる方は、だしが多く入ったものや、減塩タイプのものを選ぶと良いでしょう。風味がまろやかで優しい味わいが特徴です。1回の使用量を控えるにはジェルタイプのポン酢を使ったり、スプレー容器に移し変えて使うのもおすすめです。また、通常のポン酢を減塩するには、だしで薄めるという方法もあります。

価格で選ぶ

ポン酢は製造規模や原料によって価格が異なります。一般的に、500mm程度のもので、200円前後から数百円程度のものが多いですが、個人の醸造所でつくられたものや、原料にこだわってつくられたものは1,000円以上するものもあります。ポン酢はつけだれやかけだれとして使う場合料理の味を直に左右するので、いつものポン酢より高価なものも試して、味を比較してみるのも良いでしょう。

ポン酢の人気メーカー

ミツカン

出典：Amazon.co.jp

ミツカンの「味ぽん」は50年以上愛され続けているポン酢の代表的商品で、特に関東地域で人気が高いです。酸味が程良くまろやかな味わいで、様々な料理と合わせやすいポン酢です。かけだれとして少しずつ出せる細口ノズルタイプや、甘みのある「味ぽんMILD」、果汁とお酢でつくられた「ぽん酢」など種類が豊富にあるので、好みに合わせて選べます。

馬路村農業協同組合

出典：www.yuzu.or.jp

高知県の馬路村農協が販売しているポン酢はゆずの風味が特徴です。馬路村の気候を活かしてつくられたゆずは香りが豊かで、酸味と醤油のバランスが良いと評判です。馬路村は村の存続をかけて長い間ゆずの商品を独自で開発しており、ポン酢は中でも代表的な商品の1つとなりました。フレッシュなゆずの香りが口に広がるので、シンプルに湯豆腐やおひたしなどで楽しむのがおすすめです。

旭食品

出典：Amazon.co.jp

旭食品の「旭ポンズ」は大阪の定番調味料として人気が高く、一度味わうとほかのポン酢に変えられないという人も少なくありません。原材料は納得したものしか使わず、余分につくり過ぎないように生産量を調整するなどこだわりを持っているため、品薄状態になることもあります。すだちとゆずの果汁をたっぷり使っていて、料理の風味を豊かにしてくれます。レトロな瓶のパッケージが目印で、プレゼントとして選ぶ人も多いです。