ナンプラーの選び方
原産国で選ぶ
香りが強い外国産

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ナンプラーは原産国によって名前が異なり、ベトナムのものはニョクマム、イタリアのものはガルムやコントゥーラと呼ばれています。インドネシアのトラシやタイのガピは、小エビを混ぜてペースト状になっており、香りが一層強いのが特徴です。外国産のナンプラーは総じて味や香りが強い傾向にあります。本場の味を味わいたいのであれば、タイ産のナンプラーを選ぶと良いでしょう。
和食にも合う国産

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国産のナンプラーは日本人の舌に合うようにつくられているので、味や香りの強さが苦手な方におすすめです。しょっつるなど、日本の魚醤はナンプラーに比べて香りがやわらかく、産地によって味わいが異なるので、料理の種類や好みに合わせて使い分けると良いでしょう。国産のナンプラーは和食にも合わせやすく、野菜の浅漬けや焼うどん、卵焼きなど普段の料理の隠し味として利用できます。
原材料で選ぶ

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ナンプラーの主原料はカタクチイワシと塩です。砂糖が加えられているものは味に丸みがあって、色々な料理に使いやすく、砂糖が入っていないものは味が引き締まっていて、素材本来の味が引き立ちます。辛いものが好きな方は唐辛子が含まれたタイプがおすすめです。また、国産の製品は魚介の種類がハタハタ、鮎、イカ、ウニなど様々あるので、食べ比べてみるのも良いでしょう。
添加物の有無で選ぶ
カタクチイワシと塩のみでつくられている無添加のナンプラーは、シンプルでより自然な味わいが楽しめます。商品によって化学調味料や保存料が加えられているものと、そうでないものがあるので、気になる方は購入時にチェックしてみてください。
使いきれる量かチェック

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ナンプラーは発酵食品なので、日が経つにつれて発酵がどんどん進み、香りや味が一層強くなっていきます。醤油に比べて塩分が強く一度に使う量が少なくて済むので、新鮮なうちに使いきれる量を選びましょう。頻繁に使わない場合は150〜200ml程度の少量サイズにして、買い換えるときに種類を変えて味を比べてみるのもおすすめです。